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定年退職

先日ビズリーチの南さんのお話に、私たちの世代は85歳まで働かないと生きていけない時代になるという話を聞きました。世の中の動向などに疎い私にとっては衝撃でした。今日は定年が85歳までとしての就活について考えたいと思います。

私たちの両親の世代は終身雇用が普通であり、そんな家庭で育った子供には少なからずそれが当たり前という考え方が根付いていると思います。
しかし、冷静に考えてもう無理じゃないでしょうか(笑)
60年近く同じ仕事をしている自分がイメージできません。そしてそれはかなり難しい事だと思います。ホリエモンの本にも書いてありましたが、一つの仕事で食っていける人は限られたプロの人だけです。イチロー選手や三浦カズ選手、職人さんなど本当に好きなうえでスキルがあるプロだけが一つの仕事で生きていく事が出来ています。

ただ問題なのはそんなことは分かっているのに、実際に就活では長い目線で考えてしまいがちな事です。なんとなく就活をしていると魅力的に思える企業はやはり大手企業だと思います。たしかに多くのいろんな魅力がありますが、
・充実した福利厚生
・給料
などは果たしてどうでしょうか。私が就活をして感じた印象ですが、多くの企業は長くその人材を自社に引き留めておきたいために、勤続年数が増えるにつれて給料などが充実していくシステムになっています。本当にやりたい事を裁量をもって取り組めるのは管理職につける30後半や40歳になってから。いわゆる年功序列というものが採用されていると思います。

なんか大手企業を批判しているみたいになってますが、そんなつもりはないのでご理解ください。笑
ただ私が伝えたいのは、先に述べたように現代社会で一つの仕事で生きていくのは難しいと理解しているにも関わらず、魅力に思える企業はそうではないという矛盾に気づいていない人が多いと感じている事です。
なにがこの矛盾を生み出しているのかは分かりません。しかし大切なのは一人一人がこの問題と向き合うべき事なんだと私は思います。就活の時も就職してからも。

そして何がこの矛盾を生み出しているのか、そのヒントになりそうなのがスティーブ・ジョブズが行っていた「余命宣告思考」です。

朝起きて鏡に向かって、「もし今日が人生の最後に日だとしても今からやることをするか?」自分に問うのです。
死に直面すると周囲からの期待、プライド、失敗や恥をかくことへの恐怖などは消え去り自分にとって本当に大切なモノだけが残るみたいです。
なんか見つかりそうですね。


いろいろと新しい事が見えてきて、魅力的に思える企業もたくさん出てくる。そして整理ができないまま決断を迫られて就職先が決まってしまう。
そんな就活だからこそ、こういった考え方をしてやりたい事を素直に選択するという事が大切になってきそうですね。

人生100年時代と言われている中での就活に、ぜひ。

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