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満員電車

ここ数日、朝早くに用事があったため久しぶりに満員電車を経験しました。そこで感じた事は「ほとんどの人(大人)の顔が死んでいる」事です。

少し大げさな表現かもしれませんが、私にはそう見えた理由があります。なぜならそこには大人とは対照的な輝きを見せる「こども」の存在があったからです。
サラリーマンの方が多くひしめく満員電車の中には、これから小学校に向かうのであろう小学生が本を読みながら乗っていました。

サラリーマンの方々暗く見えたのは
「疲労なのか
プレッシャーなのか」

小学生が輝かしく見えたのは
「本が面白かったのか
ただ体力が有り余っているのか」

私には分かりませんでした。ただ一つ明らかであったのは、これからの事が楽しみでしょうがないか、そうでないか。
この違いだと思います。
働いた事もない私が言うのは生意気かもしれませんが、私が見たサラリーマンの方々はどう見ても仕事に興奮しているようには思えませんでした。一方、小学生はこれから始まる学校が楽しみでしょうがないんだろうと見ていて伝わってきました。

就活生も他人ごとではありません。
いつからか私たちは周囲からの見られ方を気にしたり、プライドを保つために日常に妥協をするようになってしまいました。
本当はやりたいことがあるんだけど、周りと同じことをしていれば安心だから。変に目立たない方が楽だからと妥協するようになっていました。
こうした小さな積み重ねが冒頭の景色を生み出したのかもしれません。

誰しも小さいころには、周りの事など気にせずに突っ走る純粋さがあったのではないでしょうか。きっとその時は毎日が楽しくてしょうがなかったに違いありません。

無難な選択をした人たちの末路は見え切っています。
そして私は知っています。社会人の方々の中にも少年のような輝きを放つ人がいる事を。自分がそうでありたいという事も。

マインドにおいては周りの事など気にしない、そんな視野の狭さが極めて重要である事を満員電車に乗る小学生から学んだ1日でした。
「大人になるとはどういうことなのか」
私たちはもっと真剣に考えなくてはならないと、そう小学生から教わった1日でした。

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