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優先順位①

これから就活が本格化していくと同時に、部活の方もシーズンインとなり体育会学生は忙しくなってくるんじゃないでしょうか。
そんな時に必ず問題になってくるのが部活と就活どっちを優先するのかという事です。今日はそれについて経験者として私なりの意見を伝えたいと思います。

迷うなら部活をやれ

これが私の意見です。
その理由は二つありまして一つ目は何が出来るかが大切だからです。
就活では企業から見られている点は2つあって「何が出来るか」と「これから何が出来そうか」です。前者については、就活の時点での話になって、この時点でTOEICや資格など目に見えるスキルがない人は自信を失ったはずです。しかし、後者を引き延ばすには部活を真剣に取り組むことが最適なんじゃないかと私は思います。
部活動で学べてよかったと思えることは、組織を率いるという経験をした事です。最高学年として組織を率いる経験はなかなかできません。次にできるのはいつになるのか分かりません。そんな中で自分なりに仮説を立てて、周りを巻き込みtry&errorを繰り返していくと、とんでもない経験値が蓄積されていきます。いざ何が出来るか言葉にしろって言われると難しいですが、いわゆるコーチングだとかリーダーシップ、チームワークという事に対して自分なりの哲学を持てるようになります。これはきっと、社会に出てからもずっと活きる経験なんだろうなと思っています。
「就活を終えてからでも、大丈夫なんじゃないか?」
そうではありません。1年はかなりあっという間だし、一度失った信頼を取り戻すだけで相当な時間を労します。信頼がないと話になりません。組織を率いる人にとって信頼は生命線なので。
社会に出てから求められるのは常に何が出来るかです。持論ですが何社も受けているような(私のような)人は、どの会社に行っても大して変わらないと思っています。それよりも社会人になったときに何が出来るかが大事です。にもかかわらず、私たちは直感的に入りたい会社を決めつけ、挙句の果てにその為に今、目の前にある部活を疎かにしてまでも内定を取りに行きます。
これは就活が終わらないときっと気付かないんですが、どの会社に入るかはさほど大事じゃないです。それよりもその会社に行って何が出来るかという事、そしてそのための経験が部活動にはあると思いました。だから迷うくらいなら部活を優先しろです。

二つ目は今しかないからです。
分かってると思うし当たり前ですが、今のメンバーで本気で一つの目標に向かって切磋琢磨できるのは、今しかないです。
就活は最悪、次があります。次があるものとないものでは、ないものを優先すべきだと私は思います。
周りに合わせて、一時の感情に身をゆだねて、これまで長く続けてきた部活の集大成を棒に振るうのはもったいないと思います。自分が後悔しない方を選んでほしいです。

と書きましたがもちろん良いのは両方頑張る事です。そして両方上手くいくに越したことはないのでぜひ頑張ってください。また、それぞれの部活や大学によって就活の優先度など基準が様々なのでほかの人たちはどんなバランスで取り組んでいるのかなども気にしてみると面白いと思います。

このブログを読んでくれているのはきっと私の後輩が大半だと思いますので、ぜひこれを見て部活を疎かにする事なく就活も頑張ってほしいと思います。

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