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リクルートスーツ

この時期になると電車で必ずと言っていいほど見かけるようになるリクルートスーツ。今日私は久々にリクルートスーツを身にまといましたが、かなりの違和感を感じたんです。
去年は毎日のようにスーツを着て、前髪を上げて就活をしていたのになぜ一年間でこんなに違和感を感じるようになったのか。それについて少し意見を書きたいと思います。

そもそもなぜリクルートスーツが就活で採用されるようになったのか調べてみたところ、たしかな情報はありませんでしたがこれを見る限り

採用基準をなるべく統一するためなんだと思います。面接官の価値観によって採用されてしまう問題を少しでも減らすために服装を統一し、なるべく見た目以外の人間性から評価しようという流れなんじゃないでしょうか。

まあなんでリクルートスーツが取り入れられるようになったのかは今回はどうでもいいです。それよりも大切な事は、なぜ去年はこういった所に疑念を抱かなかったのかという所です。
就活には一見考えるとよく分からない風習でありふれています。女の人なんて全員同じ髪型に束ね、全員おなじベージュのコートを着ています。
こうしたルールに疑念を抱かない理由は何だったのか。
それは周りと同じ行動をしているからなんだと思います。そしてその心理にはプラスよりもマイナスを気にする日本人の特徴があるんだろうなと思います。周りと同じ行動をしていれば、自分だけが減点される心配はない。だから思考がそこで止まってしまう。だからちょっとした風習とかルールに疑念を抱かずに身を任せるんだろうと思います。

そしてそれは私のような集団スポーツをしてきたような体育会系に強く表れる要素なんだと思います。
・後輩が雑用をする
・体育会に蔓延する上下関係
・部のルール
いろいろと何の意味があるのか分からないルールでありふれているにもかかわらず、とりあえず皆それをこなします。そうすれば怒られないから。そうすればマイナスの評価にはならないから。
こうした環境で生きてきた人間はルールをそういうもんだからと捉え、そこで思考を止めてしまいがちだと思います。だから危険です。

ということで、群れるのは一旦やめた方がいいんじゃないかというのが私の意見です。そうすればルールに自分なりの解釈を持つきっかけが作れると思いますので。

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