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これからの世の中、

先日の卒業式で学長からAIに仕事が奪われない為に身に着けるべき能力についてお話がありました。その能力については本などにたくさん載ってるいるので、ここでは述べませんが私は

「結局のところ、誰にとっての誰かになる事が大切」

なんだろうなと思います。
どういうことなのか、私が好きな話がありますので紹介します。

かなり前にプロフェッショナルの流儀かなんかで見た時の記憶で名前も分からないのですが、コーヒーバリスタの方のお話です。
その方はコーヒーの魅力を世の中の多くの人に伝えたいという想いがあり、様々な活動をしていました。しかし、なかなか伝わらない。そんな現実がありました。
そこでその方がとった行動は、世界大会に出るという事でした。
「コーヒーの魅力を伝えたいただの人と、世界一のバリスタが伝えるコーヒーの魅力はイコールじゃないだろうと。」
そう考えたみたいです。コーヒー自体の魅力は変わらないのに、誰が伝えるかで伝わり方が変わる。ものすごい納得感を得た記憶があります。

たしかに思い当たる所はたくさんあります。これだけ情報が溢れている世の中だと、求めたい情報はすぐに見つかると思います。例えば、グーグルにおすすめのお店を聞けば信頼できる店がすぐに見つかる時代です。
でも自分の信頼している友人におすすめされたお店の方が行きたくなってしまう、そんな時代だと思うんです。これが至る所で起きていると思います。

そんな情報自体の価値は変わらないのに、誰におすすめされるか。
それで情報の価値が上がる。これが結構大事な事なんだと思います。

先ほどのバリスタの方のように、人(自分)で付加価値をつけ情報(モノ)を差別化する。
こんな力が必要なんだろうなと卒業式を終えて思いました、

宜しければサポートお願いします。今後も海外でサッカーしていくための活動資金にさせて頂きます。