見出し画像

ユニフォーム

昨日の服装に関連して今日はユニフォームについてです。
最近ベンチャー企業を中心に私服で働くことのできる企業が増えた事が印象的です。また今はスーツでの活動も苦ではないでしょうが、6月付近になると暑くてしんどくなってきます。「クールビズで構いません」とメールに書いてあるだけなのにその企業がなんかよく感じてしまう経験もこれからすると思います。
服装に関するざっくりとした流れはこんな感じだと思います。
スーツ→クールビズ→私服
このような感じで徐々に緩和されていると思います。その理由は単純で生産性が高いからです。暑いのに我慢して働くならネクタイ外して気持ちよく働いた方が良いよね→クールビズ。会社の中で話し合ったり作業するだけなのにわざわざスーツで働く必要ないんじゃない→私服へ。こうして働く際の服装が多様化していたのが分かります。

では、逆に服装をそろえる効果って何なのでしょうか。私のような集団スポーツをしてきたものにとって、チームで服装をそろえるのは当たり前であり今もプロからアマチュアまで変わらない文化として残っています。
そこには生産性に勝るほかの要素があるんじゃないかと思います。今日はその要素について少し考えたいと思います。
サッカーの世界ではレベルが上がり資金力が高まるにつれて、チームとして服装を統一する場面が増えると思います。これらの狙いや効果として考えられることは
・帰属意識ーこのチームの一員であるという意識を生む
・ブランド(内)ー憧れのブランドを身に纏っているという意識
・ブランド(外)ーイメージ。宣伝。
総じて、看板を背負っているという自覚を持たせ、誇りを感じる事によるモチベーションの増加が狙いなんだと思います。自衛隊や看護師など機能的な面で考えられているユニフォームに当てはまるかは分かりませんが、スポーツにおける考え方はモチベーションの向上が狙いだと思います。それほどにやる気というのを重視しなくてはならない競技だという事です。

なにが言いたいのかというと、仕事も同じなんじゃないかという事です。私服が大事とかユニフォームをそろえる事が大事とかではなく、パフォーマンスを高めるためにモチベーションを高める事はとても大事です。そのツールとして服装も一つに含まれています。憧れのチーム、憧れの企業のユニフォームに袖を通すだけで、なんか気持ちが昂る。かっこいいスーツを着るだけでなんか背筋がしゃんとする。こんな経験あると思います。これだけでモチベーションが高まりパフォーマンス(生産性)が向上するのであれば馬鹿にできません。
会社選びで服装を重視する必要はないかもしれませんが、少しでも気持ちの良い環境で働くために自分はどんな服装で働きたいのか考えてみてもいいかもしれません。

宜しければサポートお願いします。今後も海外でサッカーしていくための活動資金にさせて頂きます。