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幸せとは①

自分にとって何が幸せなんだろうか。
意外とここで悩む人も少なくないんじゃないでしょうか。

そんな悩める人たちの特徴って、きっとそれまでに不幸だと思える事を経験したことがないというものがあると思います。
私も心から落ち込んだことはまだありません。
そしてもう一つの理由として生まれ育った環境にもあると思います。食には困らず美味しいものが食べれて、家には家具が揃っていて心地よく生活できる。世の中には便利なものが次々と生み出されて、どんどん快適になっていく。戦後の日本などに比べるとこれ以上求めるものはないと思えるほどに生活は充実していると思います。それくらい幸せな環境に私たちの世代は育ててもらっています。

ただ、それが原因なのか幸せについて間違った解釈も生まれてきているのではないかと私は思う事があります。

よく海外旅行から帰ってくる人たちから
「まじで日本に生まれてよかった」
「日本最高だわ、幸せだわ」
との声が聞こえてきます。
確かにその通りです。私も海外に行くたびに日本の快適さを実感しています。幸せな事も紛れもない事実です。

しかし、その言葉の中に
・発展途上のインフラ
・不衛生な環境
で生活している人たちや自分より若くして働いている子供たちが
不幸せであるかのようなニュアンスが込められているように感じてしまう事があります。

果たして本当にそうでしょうか。新宿や東京駅を歩いているビジネスマンよりも途上国で働いている人たちの方が目が輝いて見えるのは私だけでしょうか。東南アジアやエジプトで見た人たちがとても幸せそうに見えたのは錯覚だったのでしょうか。

きっと私たちは幸せな生活に浸っているうちに幸せの一部にお金を混ぜて考えてしまっているのだと思います。幸せだと思える事にお金が必要不可欠だと錯覚してしまっているような気がします。
最初にも言いましたが、なにが幸せなのかで悩む人はまだ不幸だと思える経験をしていない人たちです。しかし、それはいつか訪れるものだと思ってます。震災によって家を失っても、仮に全財産失ったとしても幸せになる方法はあるはずです。幸せとはそういうものだと思ってます。

そんな時にでも幸せだと思えるように生きる為に幸せについてもっといろんな方向性から考えなおす必要性があるなーと、満員電車に乗ってふと気づかされた一日でした。。


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