おすすめ図書⑦

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

今日のおすすめ図書です。
言わずと知れた自己啓発の王道の本なので多くの方が知っているかもしれません。
この本はどういった本なのかというと、皆さんがこれからたくさん受けるWEBテストに付随している性格診断のようなものを受けます。WEBテストはその結果が分からないまま終わってしまいますが、この本はその結果を５つの才能として表示してくれます。そして、その34種類の才能それぞれについて説明と行動アイデアが記載されています。

おすすめしたい理由その①は、自己分析の刺激になると思うからです。就活において自己分析だけでなく他己分析も必要だとよく聞くかもしれませんが、こうしたツールに頼るのも悪くないと思います。ただ気を付けなくてはならないのは本書でも注意されていますが、結果は強みではないことです。
得られた結果はあくまで才能であって、才能を開花させる事によって強みになる。なので得られた結果に対して自分のこれまでのエピソードを掛け合わせて、考え直すという作業が大切だと思います。
この時期になってくるとひたすらノートと向き合っていても、道が拓けなくなってしまう事もありますのでこういうツールを用いて刺激を与えるのが良いんじゃないかと思います。

その②は強みを活かした職に就いた方が良いと思うからです。就活でOB訪問などをして多くの人話を聞くと何が正解か分からなくなる経験もあるかと思います。「～やりたいんです」といっても、その為には「○○した方が良い」「一旦、△△で経験を積んだ方が良い」と選択肢がたくさんある事に気が付くと思います。「○○がやりたくてこの会社を選んだ」という先輩社員が人事部で説明会を担当して、やりたいことと全く違う事をしているなんて珍しくない話だと思います。そこに対しては企業の狙いなどがあるかもしれませんが言及しませんが、ここで大切なのは強みが活かされているかなんだと思います。
強みが活かされている環境に身を置けば、気分も悪くないでしょうし、今の時代弱みを治すよりも強みを伸ばす事に時間を割いた方が良いという事はあちこちで言われています。だからきっと強みを活かした方が成長スピードが早いんだと思います。
これはけっこう大切だと思うので、たとえやりたいことが具体的になくても強みが活かされる環境に身を置くことが大切なんだと思います。

そうするためにも自分の強みは知っておかなくてはなりません。
才能を知り開花させ、強みという武器を持たなくてはなりません。
だからおすすめします。ぜひ。