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体育会系

「御社は体育会出身の方が多いみたいですが、会社の雰囲気として体育会っぽさはあるのでしょうか?」

こんな類の質問を聞いた事はないでしょうか。
ここで気を付けなくてはならないのは、体育会っぽさってなにという事です。体育会という言葉の定義とでもいうものでしょうか。
私はこれが人によって認識がずれている事が多いんじゃないかと思います。しかし、説明会等ではなんとなくまかり通っている事が多いように思います。

例えば先ほどの質問の答えとして
「うちの会社では、先輩後輩関係なくフラットな関係で働くことが出来てるよ。そういった意味では、体育会っぽさはないんじゃないかな」
と、質問者が体育会にどんなイメージを持っているのかに戸惑いながらも回答する社員の方を見た事があります。
これから考えるに少なくとも社員の方の中には体育会=上下関係がしっかりとしているという認識があったんじゃないでしょうか。

果たして、体育会ってそういったものなんでしょうか。
・上下関係の厳しい世界
・下級生の下積み
・言われた事に対して忠実に従う
・どんなに厳しい事にも耐える事ができる

これが本当に体育会っぽさなのでしょうか。
こういった環境で育ってきたことが体育会の強みなんでしょうか。
決してそうではないはずです。

キングカズこと三浦知良さんも「少なくとも体育会って実力の世界なんじゃないか」と新聞で述べていました。

特に体育会学生は、これを機に体育会とはなにか。
その環境で培ってきた強みはなんなのか。
再定義しなおす必要があるんじゃないでしょうか。

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