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ブルーマンデーはなぜブルー(憂鬱)なのか ※3分
さて、日曜日です。
しかも、ただの日曜日ではありません。
多くの人にとっては、仕事始めの前日。
明日はいわば「インフィニティブルーマンデー(InBM)」です。
注:そんな言葉はありません
日曜の午後、あるいは夕方になると、翌日のことを思い、憂鬱になる方もおられるのではないでしょうか。
しかし、不思議です。
なぜ人はこんなにもマンデーをブルーに感じるのでしょう。
今回は、このブルー=憂鬱感の正体について考えてみようと思います。
なぜ憂鬱か。
まず、想像しうるのは「仕事がイヤ」ということです。
しかし、本当にそうでしょうか。
周りを見回してみると、月曜を憂鬱に感じている人の多さに比べて、
「仕事がイヤ」と感じている人の数はあまり多くないように思えます。
陰鬱な顔で仕事している人、あまり見かけないですよね。
むしろ多くの人は前向きに、活動的に働いているように見えます。
それでは、この憂鬱感の正体はなんなのか。
思うにこれは
「アイデンティティの侵害への憂慮」
ではないでしょうか。
なんだか小難しい言い方になってしまったので、言い換えてみます。
「私らしくいることを邪魔されそうなイヤな予感」
こんな感じでしょうか。
仕事をしているとき、人は良くも悪くも「仮面」をつけています。
新入社員としての仮面。
上司としての仮面。
営業としての仮面。
店員としての仮面などなど。
「落ち込まない」「いらだたない」「できるだけ建設的な意見を」「自身の立場に即して」など、自分を抑えながら行動することも多々あるでしょう。
その点において誰もが、生まれ持った気質のままで働いてはいないと言えます。
これを踏まえると、平日勤務の人にとって、金曜の夜と土日は
「自分として羽を伸ばせる日々」なわけです。
それが、月曜からの仕事により、急にまた「自分として羽を伸ばせなくない日々」になる。
月曜を思い、憂鬱になる原因は、ここにあるのではないでしょうか。
さて、流れをまとめてみましょう。
・自分らしく過ごせない日々が始まり憂鬱である(月曜)。
・だんだんと、それに慣れる(火曜、水曜、木曜)。
・自分らしさを取り戻す予感がする(金曜)。
・自分らしさを取り戻し、ごきげん(土日)。
要はこの繰り返しなのではないか、と思うのです。
そしてこれに気づくことの利点は3つ。
1. 「自分は仕事が嫌いなわけではない」と自覚できる
2.「自分は自分らしくありたいと思っている」という自己肯定感を自覚できる
3. 仕事に「自分らしさ」を取り入れられないか? と発想できる
※3.の発想は、仕事の質を大きく高める可能性があります
いかがでしょう。
こんな風に考えるだけで、インフィニティブルーマンデー((InBM))への憂鬱感が少し和らいだりしませんか?
日々を過ごすヒントになれば幸いです。
※以上、専門家ではない個人の感想でした。
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