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名前をつける。

名前ってとても大切ですよね。
いや、大切なんですよ。
付き合いたての恋人が名前を呼び合う瞬間とかドキドキしますよね。
世界中のその瞬間に立ち合ってみたいですよね。
私は別にいいですけど。

「バンドやってるんだって?」
「うん」
(ここまではフツウ)
「なんてバンド?」
「○×ステイクス」
「へー!」
バンド名を伝えた途端なんか大したことあるように思える。
まるで会社でも経営しているかのように。(それは言い過ぎ)

悪い例もあるんです。
例えば病気とか。
昔はなんでも『風邪』で済まされていたものが今では数多分けられるようになった。
当然それらには名前が付けられている。
ナントカ感染症
ナントカ病
急におどろおどろしくなりますね。
「ハライタ」で片付けられていた症状が「なんとか炎」みたいになってしまう。
「一昨日からハライタが続いててねー」

「一昨日からナントカ炎で辛いのよ」
では重みが変わるような。

お店の名前とか、あんまりテキトーに付けてしまうと後々恥ずかしいことになる。
意味のない名前はかっこいいと思うけど、意味を聞かれたりすると毎度答えるのがめんどーになったりね。
まあ私はヒトの子の親ではないので、最大のネーミング行為に立ち会ったことは無いんですけどね。

名前があるだけでそのひと、あるいはモノの存在価値が増すように思うわけです。

ひとの名前を連呼するような曲とかたまにあるけど、あれって熱い想いが伝わりますよね〜、ダイアナ〜♪つって。
たぎり屋の曲でも【寝ぐせのジョディはコーヒーを淹れた】って曲がありますが、『ジョディ』って思いつくまでにずいぶん時間を要しました。
なんとなく気が強くて、どこか天然で、明るくて…みたいなイメージをこの名前が背負うわけですから。
キャサリンではない。
麻衣子でもない。
まあ僕の勝手なイメージですがwww

誰かひとを好きになったらその人の名前を大きく呼ぶべきだ。
もっと愛が深まるるぞ!(なんか下ネタっぽくなったぞ。そんなつもり1mmもなかったのに)

面白いのは音楽界隈。
特に弾き語りだと、個人名がもうバンド名みたいなもんですから。
付き合い長いのに本名知らんってひとが沢山あるわけです。
知る必要もないし。
それがひょんなことから「本名なんていうの?」って聞いて、答えて。
なんか双方ともちょっと恥ずかしくなったりwww

かく言う僕ですが、ひとの名前がぜんぜん覚えられないんですけどねwww
けど大丈夫です(なにが)

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