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結局、採用人事の仕事って楽しいの?

こんにちは。タガックスです。
 
ここ1年間「採用担当者が考えていることも知ってほしい」シリーズとして、私自身が採用業務に携わっているときに思ったことをとめどなく書いてきました。
今回は「結局、採用人事の仕事は楽しいのか?」について考えてみます。
 
大変なところは…
★「他人の人生を左右する」ことへのプレッシャー
選考の場では、短い時間で限られた情報を基に採用か不採用かの判断をすることになります。どちらの判断をしたとしても、応募者の生活、収入、将来を多かれ少なかれ影響を与えることになります。また採用判断をした場合は、配属先の社員や組織にも何らかの影響を及ぼすことになります。良い影響であればいいのですが、そうでなかった場合には応募者だけでなくその周りの社員の仕事にも影響がでる恐れがあります。そう考えると、採否判断にはかなりの重責が伴います。
 
★「社員=お客様」の一面
人材を資源と捉えた場合、採用人事の仕事は「組織が必要としている人材を獲得して提供する」仕事です。事業部がどんな人材を必要としているのかを理解した上で、条件に合う人を募集して選抜してくる…採用人事にとっては、同じ会社の社員であっても緊張感を持って接する必要があります。
 
一方、やりがいを感じる点は…
★人の成長に関わることができる
自分が採用に関わった人がいきいきと仕事をしていたり、自社で大きな成果をあげて活躍している姿を見ると、この仕事をやっていてよかったと感じます。働く人にとって、仕事は生活の大部分を占めるものです。やりがいのある仕事、自身が輝ける環境の提供に貢献できるのはこの仕事ならではの魅力です。
 
★事業推進の原動力となっている、という自負
人事部はスタッフ部門のため、ともすれば「アイツら稼いでないくせに」と陰口を叩かれることもあります。確かに営業や製造、販売等の職種と比較すると、成果が数字で見えにくい仕事です。ですが、数字をあげるための原動力を提供している仕事です。自動車に例えるなら「エンジンそのものではないけれど、エンジンの部品を作る仕事」と言ったらいいでしょうか。表舞台に出ることはないけれど、事業にとって不可欠な役割を担っていると自負しています。
 
 
・・・以上の通り、やりがいも苦労のもある仕事です。
仕事の特性から、向き不向き、好き嫌いが分かれる職種かな・・・と個人的には思っています。
 
次回は、どんな人がこの仕事に向いているのか?について書いてみたいと思います。

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