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デメリットだらけの「飲み会」

1.コロナで「飲み会」がなくなった!?

コロナ騒動の影響で人が密集するイベントが避けられるようになって、

あまり行われる機会が少なくなったことの一つに「飲み会」があると思います。

皆さんの身の周りで、どうですか?「飲み会」は存分に行われていますか。

アルコールの好きな人はもちろん、「飲み会」と言えば社会人の中での代表的なコミュニケーションの場となっていると思います。

しかし、よくよく考えるとこの「飲み会」、コミュニケーションの場としてあまりよろしくない要素がたくさんあります。

「アルコール」自体の害はこの際一切問いません。なぜならば、それはたしなみであって、自己責任であって、アルコールによって恩恵を受けているという人も往々にしておられるからです。

私が今回問題にしたいのは、それ以外の「飲み会」の問題点についてです。


2.なくなって気づいた「飲み会」のデメリット

まず「飲み会」では身体を動かすことがありません。

基本的には同じ席に座ってひたすら会話を楽しむという形だと思います。

これは当たり前のように思うかもしれませんが、他のコミュニケーション法では必ずしもそうではありません。

例えば、キャンプを楽しむとか、ダンスでコミュニケーションを取るだとか、あるいはスポーツの類いでもそうでしょう。

それからもう一つはお金がすごくかかるということです。

これは自分が大学生から社会人になって初めて「飲み会」を経験した頃にも感じていた違和感でしたが、

普段1回の外食であれば1000円前後の金額で済むものが、アルコールがつくことによって3000円、4000円、場合によっては5000円以上のお金がすぐに吹き飛びます。

しかも二次会、三次会なる仕組みがあって、1日1回で終わらないこともしばしばです。

社会人生活も長くなっていくにつれていつの間にか慣らされてきたようなところがありましたが、

やっぱり改めて考えると高すぎます。個人的にお酒がそんなに好きなわけではない私にとっては特に無視できない要素です。

それから飲み過ぎると翌日のパフォーマンスが下がります。二日酔いなどという典型的な状態に陥らなくとも、朝がきつくなったり、何となく集中力が衰えるというレベルの状態も含めればかなりの頻度で認められる現象です。

それに「飲み会」の場で行われるコミュニケーションの生産性が低いです。普段話せないようなことをお酒の力を借りて円滑にしゃべられるようになるという部分はあるかもしれませんが、

そこで取り交わされる会話は誰かに対する悪口であったり、家庭や社会に対する不満や愚痴の言い合いであったり、単なるストレスのはけ口となってしまっているところも大きいのではないでしょうか。

もちろんストレスの解消行為自体は意義のあることだと思います。しかし、それはストレスの原因に対する根本治療にはなっておらず、あくまでも「対症療法」であるということは認識しておくべきだと私は思います。

そのことを認識しておかないと、その場ではストレスが解消されてよくとも、その裏で根本原因はどんどん進行していくということにもなりかねません。

「飲み会」のデメリットはまだあります。これは主として女性に関わる問題ではありますが、

セクハラなどの性的な被害を受けやすい場になっているという要素もあると思います。

そこまで直接的ではなくとも、普段の職場などでは到底起こりえないコミュニケーションが気が大きくなって行われている部分は往々にしてあるのではないでしょうか。


3.「飲み会」の代わりとなるコミュニケーションの場

「飲み会」を毎回楽しみにしているという方にとっては辛辣な記事となってしまいましたが、

コロナ禍で「飲み会」に参加する機会がなくなって、私のお金は貯まる一方です。

馬鹿にならない金額のお金を結構な頻度で払いつつ、運動不足になって、仕事の生産性を落として、ストレスの根本的原因から目を逸らし、質の低いコミュニケーションのリスクも請け負うことになってしまう・・・

そんなことを何十年にも渡って繰り返し続けてきたことが、なんだか馬鹿馬鹿しく思えてきたのです。

ここまでデメリットの多い「飲み会」というものに、多くの人を習慣づけさせてしまう要素というのは、やはりアルコールの中毒性の部分が大きいと私は考える次第です。

実はそんなことに気づけるようになったのも、逆にコロナ禍の影響で自分の趣味が変わってきたことが影響しています。

例えば私は農業を始めました。あるいは外国語の学習をオンラインで始めるようになりました。

登山に行ってみたり、自転車に乗ってみたり、ダンスの場に参加してみたり・・・、

そういうアウトドア活動はコミュニケーションの場という認識はあまりないかもしれませんが、

やってみると「飲み会」以上に有意義なコミュニケーションが繰り広げられるということに気づきます。

それこそ自分の仕事の可能性を拡げることへとつながったり、新たな人脈が出来て今までにできないことができるようになったりと、非常に生産的です。

もちろん、「飲み会」があることによってかけがえのない出会いや交流を深めることができるという要素があることは否定しませんし、実際に私自身にもそういう機会はありました。

ただ、結果として「飲み会」がなくなった私のプライベートは非常に充実してきているということもまた事実です。

いつの間にか当たり前となっていたコロナ前の常識を、コロナをきっかけに見直してみるのはいかがでしょうか。

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