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「感謝」は意外とできてない
1.昔から認められてきた「感謝」の価値
今日は感謝のお話です。
感謝をすると「オキシトシン」というホルモンが脳から分泌されて穏やかな気持ちになると言います。
まぁ、そういう難しい理屈の話はさておいて、皆さん、感謝している時の自分の状態を想像してみて下さい...本気で感謝している時の状態を。
全身の細胞がうわーっとこみ上げて、何か浄化されているかのような感覚が沸き起こってきませんか。
この「感謝」の気持ちを持ち続けるという精神は古来から大切にされてきた人間の叡智だと思うんですよね。
五穀豊穣を願って、今日も作物が取れたことを感謝する文化。
大過なく一年を無事に終えることができたことを感謝する文化。
「ありがとう」という言葉も仏教におけるお釈迦様の言葉が由来だという話しもあります。「感謝」がいかに長く大事にされてきているかがうかがえます。
さて、この「感謝」する感覚は、健康とってもとてもいいんです。
そして「感謝」にお金はかかりません。いつどんな状態においても、誰であっても実践することができる行為です。
そんなに身近にある「感謝」という行為ですが、「灯台もと暗し」とはよくいったものです。
意外と「感謝」ができずにいる状態も多いのではないでしょうか。
2.どんな時に「感謝」できないか
逆にどんな時に感謝ができないか、少し考えてみましょう。
誰かにいじめられている時、誰にも相手にされていない時、
誰かに罵声を浴びせられた時、不意の自然災害に遭遇した時...
...まぁ、ネガティブに感じられる時が多いですよね。そんな時に「感謝」をしろだなんていっても酷な話ですし、無理に「感謝」しようったって身体からは何もこみ上げてきません。
ただネガティブな体験も、これを乗り越えてその先から振り返ってみた時には、
「あの時自分に与えられた試練のおかげで今がある」という「感謝」の気持ちもおのずと沸き起こってくるのではないかとも思うのです。
だから今、この瞬間ネガティブに感じられて、辛くって、とても「感謝」なんかできないと思えるような状況にあっても、ただ心を静かに、気持ちを冷静に、できることを繰り返して前に進んでいきましょう。
あきらめずに前に進んでさえいれば、きっと心から「感謝」できる気持ちになれるはずです。
3.人生における「感謝」のススメ
もう一つだけ、自然と「感謝」できるようになるためのコツをお伝えしておきましょう。
それは「今、自分にある当たり前の状態に感謝する」ということです。
例えば、五体満足に生まれてきたことに感謝できます。
そうではない人も、難なく呼吸ができていることに感謝できます。
そうではない人も、世の中を見つめることができていることに感謝できます。
そうではない人も、世の中を感じることができていることに感謝できます。
究極的には、今、生きていることに感謝をすることができます。
つまり自分にとっての当たり前の感覚は、実は大いなる感謝の対象だということです。
そういう意味で、生きていることは素晴らしいことです。
そんな言葉はきれいごとで、「生きていることの方が辛いことだってある」...。
・・・確かに、生きていればそんな心境になることもあるでしょう。私もそれは否定しませんし、私もそんな気持ちになったことはあります。
しかし、そうであっても、やっぱり「生きていてよかった」という心持ちがもたらす心の安寧は何者にも代えがたいものがあります。
それもネガティブを経験してきた人間だからこそ感じられる境地です。
「感謝」はあらゆる人を救います。
そして、その「感謝」はいつでも自分のすぐそばにあります。
辛い人生を「感謝」を頼りに進んでいってみませんか。
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