【データアナリストになるまでの記録#001】ソフトスキルの重要性
20代の頃平日は分析化学の仕事、土日は専門学校と大学に通っていて、30歳過ぎたらこの知識でゆるゆる生きていけると本気で思っていました。
苦しいのは今だけ、と。
ところが出産・育児により別の職場へ異動になり、さらには退職してフリーランス・クリエイター・バックオフィスのプロが集まるweb3の世界へと飛び込み、現実はそんなに甘くないと思い知りました。
人生死ぬまで勉強です。
20代で得たハードスキルが使えず、手元にあるのはソフトスキルのみ。
”こんなもの”に価値があるとは全く思えず否定し続けてきましたが、3年経ってようやく、私の武器として認めることができました。
なんだかんだフリーランスとして生き延びてこれたのは、コミュニケーション能力・マネジメント能力のおかげ。
いち早く私の中に見出し評価してくれた方々のおかげです。
一度手持ちのハードスキルを全部捨てて、裸で異世界攻略の経験をすると、ソフトスキルが非常に鍛えられます。
特筆すべきスキルが無いと普遍的な役割、相手との関係構築やプロジェクト管理、スケジュール調整など円滑に進めるための動きを担うことが多くなります。
結果的にマネジメント側に回ることになるのです。
さてこのソフトスキル。
別名ポータブルスキル。
移動可能なスキルというだけあって、データサイエンティスト・データアナリストを目指す上でも非常に有効です。
私は数値データをただ分析して結果を提供するのではなく、より経営課題・社会課題に対して寄り添い問題の核心を突く仮説検証を行いたいです
そのためには、データ背景に対する知識だけでなく関わる人とのコミュニケーションが非常に重要になります。
問題解決を行う際には、適切なチームビルディングと運用管理も必要です。
これまで全く目を向けてこなかったソフトスキルですが、新たに挑戦したい分野を見つけた時、非常に大きな武器となり自信の根拠となることを知りました。
さまざまな会社の募集要項を見ている段階ですが、あっ大丈夫、と自然と思えるんです。
私に足りないのはハード面だけ、と。
本当に、無駄な時間・経験なんて無いんですね。