憂鬱の仮面
理不尽なほど、自分を毛嫌いしている相手を目の当たりに見た
一瞬ムカついた。いや、1時間くらい苛立ちを引きづっただろうか
気晴らしにドラマを観ていたら、後輩からメールが入っていた。若さゆえの苦悩。大人の対応で偉そうな言葉を並べてなだめた
返信しながら、少し前のいらだちを振り返る。自分も少し前に嫌なことがあったが、頭の中で処理した…と答えた
よくいう…自分でもそう思う。だからちゃんと振り返る
あちらはあれで気が済んだんだろうか?
面と向かってぶつかるでもなく、大人気ないやり方で自分の鬱憤を晴らした。こちらに届いているかも解らないのに、ただの自己満足ではなかったか…
そう思ったら少し落ち着いた。頭の中で処理した。納得したわけではない。けど、そんなことよりも明日のしあわせを考えよう
明日は朝一番で美味しいコーヒーを飲んで癒してあげよう。ちっぽけなことに、ちっぽけだけど温かな心を取り戻すためのカンフルを
嫌なことで頭を埋めるより、小さなしあわせを考える方がいい。そう、自分にご褒美を与えるのだ
後輩にも感謝しなければならない。偉そうに語らせてくれることで、少しの優越感で、冷静を取り戻した。後輩の分もコーヒーを買って、両手に癒しを抱えて行こう
これも自己満足だ。だが、他人の自己満足よりはまだ建設的だ
反省したら、ご褒美与えておわり
まだまだ未熟者ですが、夢に向かって邁進します