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今日の海外テックニュース・ピックアップ 2/19

収益性の高いビジネスアイデアを作成する3ステップ

1. ビジネスアイデアのロマンチック化をやめる
・ビジネスを始めたい本当の理由は
・個人、ビジネスの目標は
・お客様は誰か
・お客様はどのような問題を抱えビジネスはどのように解決できるか
・競合他社は何を提案し、どのように違うか
・ビジネスを立ち上げるにはどのリソースが必要か

2. 競合他社を過小評価しない
・アンケート、調査、インタビューを使用
・市場に対するあなたの理解と一致するか
・SWOT分析は、アイデアの長所、弱点、機会、脅威を研究する信頼できる方法

3. 仮説をテストする
A/Bテストを使用して、顧客がどのWebサイトバージョンが好きかを確認。同じオファーのランディングページの価格とテキストは同じで、デザインやブロックレイアウトが異なる2つのバージョンを作成。次に、消費者が最も時間を費やし、より質の高いリードを得たバージョンを分析。

3 Steps to Creating a Profitable Business Idea

現在ARとVRを使用している消費者の85%がすでにソーシャルショッピングを開始し、より多くの支出をする。

2025年までに、ソーシャルショッピングは1.2兆ドルのチャネルになる予定 

98% Of Consumers Plan To Make At Least One Purchase Through Social Commerce In 2022

(米国)過去2年間で最も急速に成長した電子商取引の売上カテゴリーは、家具、建材、エレクトロニクスで、2019年以来累積的に200%以上成長

eMarketerによると、食品および飲料の電子商取引は170%増加し、2021年の食料品販売全体の9.6%を占める。アパレルは、業界平均の39%よりも遅く成長する電子商取引の数少ないカテゴリーの1つ

E-Commerce Sales Grew 50% to $870 Billion During The Pandemic

Z世代と持続可能性

Gen Z And Sustainability: The Disruption Has Only Just Begun

1997年以降に生まれた若者で構成されるZ世代の最年長が今年25歳。「Tik Tok」世代とも呼ばれ、自分の価値観に合った選択をすることに深く取り組む。多くの場合、地球の健全性を第一に考え、消費の削減、二酸化炭素排出量の削減、小規模バッチ生産者や地元企業の支援、循環経済への参加など。

2031年までにバンク・オブ・アメリカはZ世代の収入が次の古い世代であるミレニアル世代を上回り、「これまでで最も破壊的な世代」になると予測。

ミレニアル世代(46%)、X(48%)、ブーマー(44%)の古い世代は、持続可能性とは「リサイクルされ、持続可能で自然に収穫された繊維と材料から作られた製品」と考える。一方、Z世代の半数近くが、その信念をさらに一歩進め、持続可能性は「持続可能な製造」を意味すると考える。

ネットショップで手作りアイテムを販売し年に1億以上を売り上げるための秘密(2015) ※意外と盲点

そのままタグになってしまいそうな言葉で商品名は一般的なものをつけるLeather Bracelet, Boho Cuff, Indie Fashion Accessories, Linked Leather Wrap Bracelet in Browns(レザーのブレスレット、ボヘミアンの腕輪、インドのファッションアクセサリー、レザーが連なった茶色いブレスレット)

 Etsy上で「ヘッドバンド」を検索した時に検索結果として上がるお店の数は24個もあり、その時に「もし自分がお客さんだったらそのうちどれをクリックするか?」という視点を持つことが重要。

ヴァーチャル試着から“ファッション版のTinder”まで、AIが「衣服の売り方」の変化を加速する

THE YESは、いわばファッション版の「Tinder」のようなものだ。表示されるドレスをユーザーが気に入れば、「YES」をタップする。気に入らなければ「NO」をタップする。Tinderと違うのは、THE YESはAIと機械学習を活用することで、「おすすめ」の精度を次第に高めていける点。アイテムはその場で購入できる。おすすめはユーザーごとに異なり、同じものはふたつとない。

スタートアップのFinesseは、AIを使ってウェブ上での動向を調査して次のトレンドを予測する。そして人の手を介さないアルゴリズミックデザインを用いることで、25日以内に少量を素早く生産している。Finesseはジェンダーニュートラルな自社のウェアすべてに、3Dモデリングソフトウェアを用いている。そうすることでコストを削減し、サンプル製作の過程で生じる無駄を抑えている。AIを用いれば、人の体の上に服をマッピングできる。

StyleScanはヴァーチャル試着室の画像を静止画ではなく、短い動画にする技術の開発にも取り組んでいる。「最終的には、インフルエンサーたちが“デジタルの服”を着ている姿を目にする時代がやってくる。
「StyleScanのアルゴリズムを使えば、モデル1人につき服を1秒でレンダリングできます」と語る。同社が開発したヴァーチャル試着ソフトウェアを使うことで、写真をアップロードしてから自分の画像の上に新しい服を重ねて表示できる。

気になるツイート

以上、本日の海外テックニュース・ピックアップでした。ご購読いただきありがとうございました。

Taeko Mitamura

アパレルメディア、ショッピングサイトを経営しECプランナーとして活動中。EC歴20年。名古屋出身。東京理科大学在学中よりEC業界へ。2005年にMakeShopのスタートアップメンバーとして参画、マーケティング・営業・広報責任者。2014年7月に独立し、アパレル企画&制作会社「UNCLACK株式会社」を設立。 海外工場からODMで3万商品を揃え、在庫システムを開発。自社ファッションEC「COORDINATESHOP」スタート。2016年青山にアパレルショールームオープン。スタートから3年で売上額1億円を突破。

<ご連絡先>
https://linktr.ee/taekomitamura
Email : info@taekomitamura.com

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