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拙書・漫画『人間仮免中』~統合失調症・歩道橋よりの投身・顔面崩壊と失明・そして人々の愛と~

統合失調症の影響で、私は10年間 断筆しました。
この漫画は、精神障害者1級のときに、あてどもなく黙々と描いた漫画です。

お父さん(通称 ボビー)と一緒に暮らし始めて一年半目。

私、37歳。
お父さん、62歳。

当時、東京都に申請しなければならないくらい薬を服薬していた私は、もう一度舞台に立ちたいためだけに、寛解を目指してヨガなどを試してみました。

そして ちょっと調子が良くなり、主治医の先生の言うことも聞かず、勝手な 減薬をしてしまいました。

陽性症状 が再燃しました。
「万能感」と呼ばれる、自分がスーパーマンや無敵な人になったような感覚に陥る症状に陥りました。

そして 唐突に家を出て、すたすたと歩道橋に登り、躊躇なくそのまんま 顔面から歩道橋から飛び降りてしまいました。

顔面は粉砕骨折、片目を失明しました。

体はどういうわけだか 無傷でした。

鼻の奥の骨が砕けて出血が止まらず、生死を彷徨いました。 

この時手術をしてくださった、口腔外科の先生達のおかげで、私は整形する必要もなく、翌年には、面長の顔が丸顔になりましたが、「普通の顔の人として」生活できるようになりました。

この時、現夫、母や叔母、従妹、そして医師や看護師さんの無性の愛と統合失調症への理解により私は救われ、第二の人生を歩むに至りました。

『生きてるって最高だ!!』

こういう気持ちになれた、そのお礼に、飛び降りた歩道橋へ登り、手を合わせてきました。

「人間仮免中」という漫画は、その時のことを綴ったエッセイ漫画です。

以下、レビューです。 

https://lushiluna.com/under-human-provisional-license/

興味を持たれた方は、どうぞお読みいただければ幸いです。

人間仮免中



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