撮ることの記録
写真家のトナカイさんの存在を知ってから、生きている日々を残すために写真を撮りたいと思うようになりました。(かっこつけで言っているのかもしれない。)
世間的に見栄えする写真というと極彩色が強いイメージがあったのですが、トナカイさんの写真は自然な色味と光で影が深くて、目に映る記憶がそのままそこにあるという印象があるんですよね。
3000円のフィルムカメラを買って撮影してみたら、シャッターをカチッと押す感覚と生活の中で撮りたいと思う対象が見つかることが楽しかった。
現像してみるとほぼ暗くて写ってなかったり、ぼやけているものが多くて、綺麗に撮れているのは数枚。(とはいえその数枚がかなり好きな雰囲気に撮れていたのでまたフィルム買う。)
暗い場所や明るい室内でもフラッシュを焚かないと暗く写ると、現像した写真を受け取る時にカメラのキタムラの店員さんが教えてくれた。
フラッシュを着けられない(表現があってるのかわからない)カメラだったので…、
という言い訳とともに以前から欲しいと思っていたGRⅢを先日手に入れてしまいました。
作例をいくつも見ていて好き…と思っていたものの、良くも悪くも影響を受けやすい人間なのでまた所詮人の真似事をしてしまっているなと、注文してからネガ視点になってしまう部分がありました。
実際に実物が届いてそんな思考は吹き飛びましたが…!!
初期設定してシャッターを切るとまーーー楽しい。素人が撮ってこんな風になるんですかという感動。
小中学生の時に持っていたデジタルカメラを使っていた感覚を思い出して懐かしくなりました。
日々のことと創作のことを記録して後の自分に残せるものがあったらいいな。
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