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ポンディチェリーのカフェとケーキ

元フランス植民地であるポンディチェリー。
フランス文化の影響であるカフェとケーキを求めて、我々2人(YU子とワタシ)は遠路はるばるやって来ました。
この最重要目的をクリアすべく街に繰り出すと、あるわあるわカフェだらけです。
食事重視からデザート主流のカフェまで、様々なタイプが揃っているようでした。

ところで我々が狙うのは、甘系デザートが豊富なカフェのみ。
お金さえ出せば、かなり高レベルなケーキが簡単に食べられる日本と違い、残念ながらインドではなんちゃってケーキが実に多いのです。
ほとんどと言ってもいいかもしれない。
なので常にケーキやパンに対する飢餓感を持っているYU子さん。
持前の検索能力と優れた方向感覚で、ぐいぐいお目当てのお店へと歩いていきます。
それに引きかえワタシときたら、こけないようバイクにひかれないよう必死でついていくしかありませんでした。

そういうお店をハシゴし店内飲食もしたけれど、テイクアウトも絶対に必須です。
なぜなら我々の場合(主にワタシ)、昼はもちろん夜もケーキごはんなのですから。
1日中お菓子でオッケーという特異体質のワタシに、ここまで付き合ってくれる奇特な友達はYU子さんだけです。
ホントありがたや。

そんな夕食?メニューの一部が、見出し画像のケーキたちです。
2か月以上インドの似非ケーキしか食べていなかったワタシにとっても、これらがどれだけ輝いて見えたことか!
チョコココナッツケーキは、生地(パウドケーキ)もクリームも重くて濃くて、一口目から降参しました。
とはいえビーガンマジックのせいか、けっしてしつこくもたれはしなかったけれど。
真ん中のどっしりしたヤツはフランケーキ。
プリンをケーキ化したようなモノですが、これもまたノンエッグらしい。
大量投入されているバニラシードが印象的でした。
ショーソン・オ・ポムはさすがのアップルパイで、まさしく元フランス植民地の面目躍如だと思います。
インドに来てからはもちろん、日本でもこれほど完璧なサクサクのパイ生地は、久しく口にしていなかったですね。

ところでこっそり白状しますと、ポンディチェリーのホテルは持ち込み禁止だったのです。
我々が泊まったホテルもそうでしたが、レストラン併設のホテルが多いみたいで、たぶんそのせいだと思う。
またルームサービスのメニューもかなりの充実ぶり。
にしてもあそこまではっきり持ち込み禁止を掲げているホテルは、初めてでしたね。
もちろん無視して楽しくケーキをいただきましたが、小食のおばちゃん達なので許してもらいましょう。

こんな感じでポンディチェリー観光を無事すませ、次は更にディープなインドの異空間都市、オーロヴィルに移動します。
宗教的なしばりはないらしいけど、こんな能天気な観光気分で行っていい場所なんでしょうか?
今更ながらちょっぴり不安。


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