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気温差20度を飛び越える

ようやく帰国準備が整いました。
なんとか荷物は行きと同様、預け用スーツケース(Mサイズだった)ひとつと、手荷物リュックにおさまりましたよ。
とはいえスーツケース半分にあれこれお土産類を詰め込むと、当然あぶれるものは出てきます。
いやあぶれるというより、インドおよびトランジット地シンガポールでは邪魔でしかないのだが、日本では絶対必要なヤツ。
真冬用のジャケットその他の衣類です。

行きは余裕のあったスーツケースに押し込んで来たわけですが、帰りは自分が着込むしか術はなさそうです。
幸い?インドでもシンガポールでも空港はビシビシに空調が効いています。
それは飛行機内でも同じこと。
ここマイソールからバンガロール国際空港までのフライトバス(約4時間乗車)もまた、ギンギンのエアコン天国です。
とにかく公共性が高く比較的お金のかかる施設や乗り物は、冷やしまくるのが1番のサービスだと決めつけているようで、南国あるあるですがたいがい閉口しますね。

それで毎回辛い目にあってきたのですが、ここに至って初めてありがたく感じました。
つまりは滞在地マイソールからフライトバス乗り場までのおよそ30分を我慢すれば、真冬のいでたちでもなんとかなるのですね。
そこでワタシの帰国当日の服装はこんな感じ。

  1. ヒートテック上下(長袖シャツとレギンス)

  2. 裏起毛のフード付きパーカー

  3. ボアベスト

  4. 撥水加工されたごついダウンジャケット

1〜4を順に着込んで完了です。
出発時間が午後3時(最高気温32度)なんですが、まぁなんとかなるでしょう。
寒いよりマシなので、文句は言いますまい。

それにしても3か月はけっこう長かったようで、自分で持ってきたくせに3のボアベストの存在はすっかり忘れていたのです。
YU子に指摘されて、慌てて追加して着るという体たらく。
それにしてもこの格好でも、日本では寒いくらいだったのですね。
なにしろ20度の気温差をかいくぐって、ワタシは帰国するのですから。

どうかこの還暦直前の体が持ちますように。

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