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映画「性別が、ない!」を観て。

ここ最近、kindleアンリミテッドで、食い荒らすように読んだ漫画があります。

作者の新井祥先生は、男でもなく女でもない「中性」としての日常や経験を、エッセイマンガとして描かれています。

新井祥先生については…

漫画家。30歳まで女性として暮らしてきて、染色体検査でインターセックスと判明。
自身は、男性でもなく、女性でもない何かと性自認し、自分の体に起きた劇的な体験をエッセイ漫画として飄々と描く。

(映画公式HPより)

ま、こんな感じです。

私はこの「性別が、ない!」を1巻から15巻まで、すべて読みました。
この漫画には、本当に様々な「セクシャルマイノリティ」の人たちが登場します。

新井先生の「中性」としての生き方。
さらに、かなり突っ込んだ下ネタ話。
本当に興味深く、暇さえあれば読んでいました。

そして、「性別が、ない!」の映画があることを知りました。

見たい。
どうしても、見たい。
思いきって、Amazonで注文しました。

バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」のピアノ演奏をバックに、淡々と流れていく予告編で、すでに泣きそうになりました。

そして今日。
休みだったので、朝から映画を観ました。

まず、インターセックスである新井先生の話。
パートナーである、こうくん(超絶美少年)との日常や、香港のLGBTパレードなどなど。

まず「男でもない女でもない」という部分に、すさまじく共感しました。
私自身、女性として生まれ、さらには出産も経験しました。

また現在、3度目の結婚生活を送っています。
しかし、今更ながらに気づいてしまった、自分の「性に対する違和感」。

それについて、私は全く悩んでいません。

この映画は、LGBTQについて、「自分は自分であっていい」ということを、強く感じさせてくれます。

また、トランスジェンダー・Xジェンダーについても、この映画は扱っています。

観ていて、「それな」の部分が本当に多かったです。
わかりみが深すぎました。

「幸せに死んでやるぜ」

新井先生は、こう言っています。

とかく、「LGBTQは『不幸』であると考える人たち」に対し、「そうじゃない」ということを、強く訴えています。

観て良かったです。

映画とか本のレビューは、実は苦手だったりします(笑)
なので、稚拙な文章で申し訳ないです。

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