見出し画像

使い続けること~私の時計の話

私は、何でも「気に入ったものを長く使う」タイプです。
あれもこれも、買わない。

時計がまさにそれです。
いつも、1つだけ。
それを使い倒す。

画像1

この時計は、私が32歳になった時に、夫がプレゼントしてくれたものです。
夫は、服のセンスはイマイチですが、時計を選ばせると間違いがない(笑)

夫がこの時計を買ってくれた時、私も一緒にお店に行きました。
当時から、私の服は黒系が多かったにもかかわらず、夫のチョイスはこれでしたね。

「あえての、白やねん」

と夫は言いました。

夫が選んでくれたものです。
私はずっと、この時計を愛用していました。
気に入っていましたね。

画像2

ですが…
11年も使ううちに、文字盤のコーティングは剥がれてきました。

画像3

ベルトも、裂け目が入り…

画像4

ホワイトのコーティングも、かなり剥がれてしまいました。

それでも、私は気に入ってこの時計を愛用していました。
ですが、夫は見るに見かねたのでしょう。

一昨年、ついに。

「時計、新しいのん買ったるわ」

と言ってくれました。
確か、夏のボーナスが入った時だったと思います。

二人で、最初の時計を買ったイオンモールにあるショップに行きました。
ですが、その時は夫の眼鏡にかなう時計がなく。

「ネットで良いのん、探すか」

と、夫は言いました。

「うん、まぁ今の時計、使っててもいいし」

私は本気で、そう言いました。
古くなっても…
ボロボロになっても…
最初に夫がプレゼントしてくれた時計を、気に入っていたのです。

もっとも、私は「使い込んだ感」が大好きだというのもあります。
(使い込みすぎでしたが)

あきらめて、イオンモールを歩いていたら、ふと違うお店のPOPが目に入りました。

「BabyーG 20%OFF」

おっ。
夫と顔を見合わせ、店内に入りました。

そして夫が手に取ったのが、コレでした。

画像5

文字盤が見やすい。
よけいな装飾がない。
そして上品である。

夫が時計を選ぶポイントが、これです。

「コレやな」

夫はひとこと言うと、すぐに買ってくれました。
もちろん、私も異論はありません。

以後、出かける時は必ずこの時計を使っています。
これも、ボロボロになるまで使うつもりです。

画像6

画像7


この記事が参加している募集

サポートしていただけると、飛び上がって喜びます。 明日への活力、記事アップへの励みになります。 私にとってのリポビタンDです! (そこはレッドブルとかモンエナと違うんかい!)