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  • オタ活2020

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"天気を失った年"

「We Lost The Summer」という曲がある。某ウイルスの影響により、日常からかけ離れた生活を送ることになった10代の若者たちの気持ちを代弁している曲だ。先日公開されたMVを見た途端あまりにも色々な感情が溢れて止まらなかったので、とりあえず今頭の中にある分だけでも文章として残しておこうと思う。 MVの冒頭では、鏡の前で楽しく写真を撮るメンバーの姿がある。しかし携帯の画面に緊急アラートが表示されてから事態は一変し、次の場面に切り替わるともう5人はオンラインでしか会話

    • 「好き」ということ

      人の原動力は、何かや誰かを好きであるという気持ち、「愛」だと思う。そう考えているからこそ、私は今まで、自分の好きという気持ちにまっすぐ向き合う努力をしてきた。でもいつからか、私は自分の好きを人に対して隠すようになったと思う。 好きなものを否定、批判されることは誰にとっても嫌なことだ。それぞれの感じ方は別だとしても、私にとってのそれは、涙が出てしまうくらいつらいことだ。自分の好きなものに対する評価が自分への評価な気がして、心の行き場がなくなるくらい悲しくなってしまう。だから話

      • ずっと思っていること

        ノートを使い始めてからもうすぐで2か月が経とうとしているのだが、現在私が書いた本数は3本。しかも、読み返してみるとひどい文章だった。でもこれも成長の記録になるだろうと思って、あえて修正はしていない。(別に面倒くさいわけではない)(汗) 本はあまり読まないタイプだったが、小さいころから文章を書くことは好きだった。しかし、いつからか自分らしい文章を書く機会が減っていた気がした。それに気づいたのは高校2年のころ。定期的に受けさせられていた小論模試というものが、私はどうも苦手だった

        • 初めてのイル活とその悲劇③

          前回の更新からだいぶ日が経ってしまった。夏休みが終わってから少し身の回りの環境が変わったりして、忙しく過ごしていた。今日は久しぶりに時間ができたので私の身に起こった悲劇の続きを書いていきたい。そして、自分でもうすうす気づいてはいたがシリーズ物は何かに追われている感じがして苦手だったので今回でこの話は終わらせるつもりだ。 前回は、私がようやくCDを予約したところで話が終わっていたと思う。そう、そこからまた悲劇が重なる。 無事にユニバでCDを予約できた私はすっかり安心してしま

        "天気を失った年"

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          初めてのイル活とその悲劇②

          ドアノブ・ハンガーの正体はわかった。さて、ユニバとウィバス、どちらのサイトでCDを買おうか。もう一度おさらいしておくと、ユニバの特典がメンバー全員分のフォトカードとドアノブ・ハンガー、ウィバスの特典がオリジナルキーホルダーである。 (フォトカードほしいし、今回はユニバにしようかな) ようやく決心しようというとき、ある事実が脳裏をよぎる。 「あれ私の家って、ドアノブないな」 そう。我が家にはドアノブがないのだ。厳密にいえば家の2か所にドアノブは存在しているが、いずれにせ

          初めてのイル活とその悲劇②

          初めてのイル活とその悲劇①

          私はワクワクしていた。6月下旬、大好きなアイドルグループのTOMORROW X TOGETHERが、日本セカンドシングルを発売するとの発表があったからだ。日本シングルが発売されるとなると、雑誌や音楽番組など多くのメディアで彼らの姿を見ることができる。そのため、私を含めた日本人のモアはかなり高揚していた。加えて今回のシングルには、彼らにとって初となる日本オリジナルソングまで収録されるとのことだった。某ウイルスの影響で来日が不可能だとしても、今回のイル活にはかなり期待していた。

          初めてのイル活とその悲劇①