ずっと思っていること

ノートを使い始めてからもうすぐで2か月が経とうとしているのだが、現在私が書いた本数は3本。しかも、読み返してみるとひどい文章だった。でもこれも成長の記録になるだろうと思って、あえて修正はしていない。(別に面倒くさいわけではない)(汗)

本はあまり読まないタイプだったが、小さいころから文章を書くことは好きだった。しかし、いつからか自分らしい文章を書く機会が減っていた気がした。それに気づいたのは高校2年のころ。定期的に受けさせられていた小論模試というものが、私はどうも苦手だった。自分が書く内容は、すでに向こうの出してくるいくつかの選択肢の中と決められている。そのうえ、文章の構成までもがすべて決まっており、その型に合わせた書き方をしなければならない。たとえその型にあった書き方だとしても、書いている最中はおろか、完成後も満足している私などどこにもいなかった。

小論文や厳しすぎる校則などに顕著に表れていると思うのが、この国の、「型にはめる教育」だと思う。小学校のころまでは自由に書いていた作文も、数年たてば小論文に変わり、私たちは自分を表現する場を失っていった。もっと一人一人の個性を尊重し輝かせていけるような教育が広まれば、夢のない若者も減り、悲しい事件も少しは減るのではないかと思う。学校は、個性を「潰す」のではなく、見つけ、それをさらに伸ばしていけるような教育の場であってほしい。