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青空から青がなくなって 赤へと変わるころ 夜からもらった濃紺色で 染め上げたテーブルクロス…
鉄塔のてっぺんにとまって 星のない夜空を見上げて 黒い海の永遠の深さのような 波立たない平…
朽ち果てた根本から 小さな枝を伸ばして咲く山桜も 風にゆられ 花びら散らし喜ぶ 空と山に接…
ソラから落ちてくるとき 人はそれを きれいだ と言う 身を焦がし内面が焼かれる姿 人はそれ…
星がきれいなのは誰のせい 王様が背を向けて 別のところへ出かけているから 星がきれいなのは…
くらやみにくるまって こぼれ落ちる言葉にゆられ 今日と明日をさまよいながら 旅立ったはずの…
