まよなかカラス

現在、詩や短歌が中心です。

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空のほう突然鳴りだす白鳥が冬といっしょに来訪の鳴き

4

覆いつくす雪の世界でひとりきり  なぜか落ち着く無慈悲な静かさ

6

不意打ちに冬を始めたグググッと雪踏みしめて白い駐車場

2

降る雨も春先と夏と秋とでは脳に染み入る冷たさにも四季

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紙本の広がる余白の落ち着きは永遠の雪原の静かさ

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【詩】飽きることの余白に立って

気が付いたら 稲刈りが終わっていた イチョウは黄色くなっていた コスモスは揺れていた ススキはふわふわになっていた 空は高くなっていた 夜は近くなっていた 星はより輝…

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いろいろなデザートコーナーはえてくるモンブランには逆らわないこと

1

紅葉を楽しむときはそのあとの冬の顔を見ないようにしてる

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深夜2時上る階段オリオン座雨上がりはみんな輝いている

4

旅をした勇者の顔が浮かぶたびムダな会話が大事な過去へ

4

弁当のフタが浮いてるからあげは午後を生きる必需品

1

刈り終えた稲のあとから生えてくる新芽は秋の高くなる空へ

1

夜長という秋の魔法で動き出す積読タワーの高さが下がる

4

残暑という言葉が消えてキッチンで深夜漂うほうじ茶のかおり

2

本日の月はいつも同じなのに十五夜にある鎮静効果

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混ざり合う虫の声かきわけて澄ましていたら夜にとけてた

6

空のほう突然鳴りだす白鳥が冬といっしょに来訪の鳴き

覆いつくす雪の世界でひとりきり  なぜか落ち着く無慈悲な静かさ

不意打ちに冬を始めたグググッと雪踏みしめて白い駐車場

降る雨も春先と夏と秋とでは脳に染み入る冷たさにも四季

紙本の広がる余白の落ち着きは永遠の雪原の静かさ

【詩】飽きることの余白に立って

気が付いたら 稲刈りが終わっていた イチョウは黄色くなっていた コスモスは揺れていた ススキはふわふわになっていた 空は高くなっていた 夜は近くなっていた 星はより輝いていた 初冠雪と白鳥がいっしょにやってきていた 朝には秋の終わりが肌寒くあった そのうち蔦も紅くなって そして色を失っていくだろう モノトーンの手前で 冬眠の準備をするように いろいろな実を食べて いろいろな物語を浴びる そしてひと通り飽きて 喪失感に追われるように 何かを始める 「3つの価値」を逆算し 態

いろいろなデザートコーナーはえてくるモンブランには逆らわないこと

紅葉を楽しむときはそのあとの冬の顔を見ないようにしてる

深夜2時上る階段オリオン座雨上がりはみんな輝いている

旅をした勇者の顔が浮かぶたびムダな会話が大事な過去へ

弁当のフタが浮いてるからあげは午後を生きる必需品

刈り終えた稲のあとから生えてくる新芽は秋の高くなる空へ

夜長という秋の魔法で動き出す積読タワーの高さが下がる

残暑という言葉が消えてキッチンで深夜漂うほうじ茶のかおり

本日の月はいつも同じなのに十五夜にある鎮静効果

混ざり合う虫の声かきわけて澄ましていたら夜にとけてた