ROI ~英語に略しがちシリーズ~

意味不明な3文字英語の解説ばかりで、ネタ切れ…
というわけではないです…!

意味不明な英語の解説をしていくことで
社内の共通言語にできる英語がないか。
という試みです(^^)

ROI アールオーアイ もしくは ロイ

ROIは「Return On Investment」の略称です。日本語では「投資収益率」や「投資利益率」とも呼ばれ、その投資でどれだけ利益を上げたのかを知ることのできる指標のことを指します。
このROIの数値が高ければ高いほど、うまく投資ができているといえます。

という定義なのですが、ちょっと小難しいですね。

ROIとは?
いくらお金をかけて、その結果、いくら売上があったか?
式にすると
ROI=売上/費用

という感じです。

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例えば
・広告に100万円使った
・その広告によって、来てくれたお客さんの1か月間の売上が300万円だった

ROI=300万円/100万円=300%
ということです
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以前記載したように、
デジタル広告だと、その広告によって何人がいくら購入したか?
が正確に取れるため、ROIが出しやすいです。

主に投資や広告で使われる指標なのですが、
僕はこれを普段の仕事になるべくあてはめたい
と思っています。

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例えば
・100万円かけて、売場の改修をした
・その売場の1か月間の売上が、改修前に比べて500万円あがった

売場改修のROIは500万円/100万円=500%
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例えば
・100万円かけて、システム改修をした
・その結果、システムを使う人の時間が、1か月あたり10時間短縮された
・そのシステムを使う人は社内に100人いる
・なので、浮かせることのできた時間は100人×10時間=1000時間
時給1000円だとすると月に1000時間×1000円=100万円のコスト削減

システム改修のROIは100万円/100万円=100%
(かかっているコストを「健康的に」減らすことは、売上を上げることと同じかそれ以上の価値があると思うので、あえて記載しています)
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雑な例ですが、
ROIが100%超えていれば、問題ないお金の使い方だったと
胸を張って言えると思います。

それ以上に大事なのは

そのお金を使うことで「どのくらいの売上の増加(orコストの削減)につながるか?」
を考えて数字化することかなと思います。

そうしないと「100万円を使う」ということが
その価値に見合っているのか?見合っていないのか?
各々の価値観でしか図れません。

その結果、多すぎる、いや少なすぎるみたいな感覚の話しになり
不毛な議論が増えてしまいます。

どの取り組みや施策も、上記の例ほどシンプルではないものが多いですが
なるべくシンプル化して、結果を測定していきたいと思います。

ちなみに、上記の例で全て「1か月あたり」としているのは理由があります。

長くなるのでそちらは LTV ~英語に略しがちシリーズ~ にて!

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