「利益に一番ヒットする」職種とは? ~プロマネシリーズその1~

IT系の職種って色々と横文字が多いです。

プロデューサー
ディレクター
プランナー
アートディレクター
マーケター
エンジニア

みたいな。

その中で、僕が一番やることの多かった(一応、得意だった?)職種がPMです。

百貨店のように施設を保有している企業だと
PM=プロパティ・マネジメント
が一般的ですね。

僕のやっていた職種は
PM=プロジェクトマネージャー(プロマネ)
です。

これからPMと書いちゃうとややこしいので
以下プロジェクトマネージャー=プロマネと書きます。

一般論だと
プロマネは「人・物・金の管理をする人」とされています。

ただこれだと広すぎますよね。

Project Manager 
プロジェクト + マネージャー

それぞれを分けて考えると
・プロジェクト :目的・目標を設定して、それを期限までに達成する活動
・マネージャー :組織の成果に責任を持つ人

これが合体すると
・プロジェクトマネージャー: 目的・目標を期限通りに達成するために、組織で成果を出すことに責任を持つ人
となります。

この定義なのでプロマネがやれることは無数にあるのですが
・期限通りに達成=スケジュール
・組織で成果を出す=チーム
という観点で

「スケジュール」と「チーム」において
様々なスキルやノウハウを持ち、適切な意思決定できる。
そしてその実行に責任を持っている人

これがプロマネです(と勝手に定義しています)

プロマネは、最も市場価値の高いスキル・職種だと思っています。

市場価値が高い、とかって聞くと、ガンガン売り上げを上げることに直結している職種を思い浮かべがちです。

けど、例えば100人のプロジェクトの場合

【スケジュール】
製品公開が1か月遅れてしまうとなった場合
・100人×1か月分の準備費用が増加
・公開後1か月間で作れるはずだった売上が消滅
→これを防ぐのがプロマネの責任

【チーム】
皆のやる気・生産性(高いほうが良いに決まってますね)
→これを成し遂げるのがプロマネの責任

プロマネの力量次第で
・計画通りの適切な費用に収める
・計画通りに売上をあげる
・それが実現できる、生産性の高いチームにする
これができるかどうか変わってきます。

なのでもっとも利益に直結しやすく、価値の高い職種だと思っています。

余談ですが、プロマネの重要性に気づいている企業だと
求人はこんな感じになります。

逆にプロマネの重要性に気づいていない企業だと
プロマネを何か別の仕事と兼務させたり、
明確にプロマネを設けなかったりします。

***

上記はソフトウェア開発をイメージした話しなので
「福田屋でプロマネという職種をつくりましょう!」
とまでは思っていないのですが、

OMO推進部ではシステム開発もやっているし
色んな施策をパラレルで走らせているので
プロマネ的な動きはかなり大事かもなと最近思いました。

また、全社的にも
プロマネのテクニック、小ネタみたいなものを共有できれば、
どこかで少し生産性の向上につながることもあるかも?

~プロマネシリーズ~でコツコツ発信していきます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?