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Bリーグ 勝負所で1本決まらなかった広島VS琉球(2020.10.28)


Bリーグが開幕し観戦を続けており、観戦記録と注目プレー、注目スタッツをまとめる。Bリーグ観戦の1つの指標になればうれしい。
今回は、20/10/28広島サンプラザホールで行われた広島Vs琉球の試合。


①スターティングラインナップ


【広島】
PG・・・岡本 飛竜
SG・・・アイザイア・マーフィー
SF・・・田中 成也
PF・・・ジャマリ・トレイラー
C・・・グレゴリー・エチェニケ

【琉球】
PG・・・並里 成
SG・・・牧 隼利
SF・・・田代 直希
PF・・・満原 優樹
C・・・ジャック・クーリー


②勝負所


両チーム差が開かず第4Qまで突入。広島、琉球ともに、激しいディフェンスでなかなか、思うように得点を重ねられない。G陣のディフェンス意識は、素晴らしく見る価値のあるプレーが多かった。
4Qに入り、両チームインサイドでのプレーが中心に。広島(エチェニケ選手)VS琉球(クーリー選手)が、ペイントエリアでバチバチの肉弾戦。両チーム決め手に欠く中で、広島の誤算はケネディー選手のアウトサイドがシュートが決まらなかったこと。前節好調だっただけに、決めていれば試合を優位に運べていただろう。
しかし、広島ラストプレーで3ポイントを外していたケネディー選手が同点のバックステップディープ3を決めた。会場は大興奮でボルテージは最高潮。
琉球のタイムアウト。残り時間4秒、ボールは並里選手へ。スクリーンを使いドライブから、フェイダウェイ気味のジャンパー。並里選手のシュートはエチェニケ選手の上を超えリングに吸い込まれた。見事なブザービーター。
これは並里選手を褒めるべき。
琉球と広島との差は、終盤で決めきる力。両チームディフェンスが素晴らしかったので、最後の最後でエースの差が出た試合となった。


③注目プレー


注目プレーとして挙げたい。
・琉球のダブルスクリーンからキックアウト→3ポイント
1Qの 7分45秒に並里選手が45°付近から、満原選手とクーリー選手のダブルスクリーンセット。並里選手がドライブし、ポップしてフリーの状態で3ポイントジャンパー。惜しくもリングに嫌われ入らなかったが、素晴らしいデザインプレー。
 *田代選手、牧選手は」、両コーナーに待機しており、スペーシング確保できている。並里選手のドライブにディフェンスが寄ったら3ポイントを狙う。


④注目スタッツ


フリースロー
広島・・・16/16(100%) インサイドのエチェニケ選手(4/4)
琉球・・・12/17(70%)
広島は素晴らしいスタッツ。全員が集中しており3Q、4Qの大事な場面でミスなく決めてきている。接戦に持ち込めたものフリースローにより試合をつないだ役割が大きい。
*広島のフリースロー成功率 77% (149/192) 


まとめ


広島は勝負所でのオフェンスが決まらなかった。頼れる大エースがまだはっきりとしない状況。インサイドで攻めるにしても、ポストプレーよりはドライブからの合わせやPnRでの攻め方の方が効果的だったと考える。

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