情報の価値

「情報」そのものには価値はない。「使える情報」だけに、価値がある

ごく有益な情報であったとしても、あなた(情報の受け手)がそれを理解して使うことができなければ、その情報はあなたにとってはまったく意味がないと思います。

また、まったく同じ情報であっても、タイミングを逃してしまえば、やはりまったく意味がない。

さらに、その情報を求めていない人に渡っても、やはりまったく意味がないと思います。

つまり、情報共有というのは、「1.適切な情報が」「2.適切なタイミングで」「3.適切な人に」渡ったときに、はじめて成立するのだ。この3条件のいずれかでも満たしていない場合には、それはそもそも情報共有とは呼べないのです。
そして現実には、ここに第4の条件として、「4.適切な(低)コストで」というのが加わります。ビジネスマンは皆忙しいから、「探せばあるよ」というのは「ある」うちに入りません。手を伸ばせばすぐ出てくる状態になっていて初めて「ある」と呼べるということになります。

あなたが今この瞬間にほしい情報は、あなたの隣に座っている同僚とは異なるはずです。あなたが昨日のこの時間に欲しかった情報とも異なるはずです。ネコの目のように変わるニーズに常に100%応えるなど無理だと思います。

相手のことを理解することって非常に重要ですね。

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