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【日記】あずき食っても黙っとけ
ゆる民俗学ラジオを聴いていた。
ペットとしての犬が日本社会にいかに受け入れられていったか…みたいな話だった。
興味深い。
興味深いのだが、メインの話題よりも黒川さんが話していた『雉も鳴かずば撃たれまい』という諺の元ネタになった昔話の方が気になってしまった。
詳しく知りたい方は上記動画の7:25辺りからか、
↓下記リンク↓のページを確認してほしい。
父親の死の経緯がやや違うが、昔話の内容はブレるものだということもゆる民俗学ラジオで言ってたな、そういや。
ざっくり要約するとこうである。
ある娘が死にかけていた。
娘が「あずきが食べたい」と言うので、
父は庄屋の蔵からあずきを盗んで食べさせる。
後日回復した娘が『父があずきを食べさせてくれた』と口走ってしまう。
結果、父は盗みを咎められ殺されてしまう。
ショックを受け、村から姿を消した娘。
場面変わって数年後、
成長した彼女が猟師の撃ち落とした雉を抱いて一言。
「この雉も、鳴かなければ撃たれなかっただろうに」
ものすごい悲劇だ。
『雉も鳴かずば撃たれまい』という言葉にこんなストーリーがあったとは。
…ってかさ。
キジ要素薄くない?
ストーリーの9割、かわいそうな父娘の話じゃん。
なんで最後一瞬出ただけのキャラクターが主人公になってんだよ。
『あずき食っても黙っとけ』とかでいいじゃん。
この親子の顛末だけで十分「迂闊な発言には注意しましょう」というメッセージは伝わってるのに。
なんか例えを例えで説明されたような変な気分になりました。
おわり。
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