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【日記】どちら酸ですか


なんとなく、健康に良さげなフルーツジュースを買ってみた。

ラベルにでかでかと含有している栄養素が列挙されている。


ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンD…

そしてパントテン酸


パントテン酸…?

ビタミン類はもちろん知ってるが、パントテン酸なんて一度も聞いたことないぞ。

『どんな成分なんだろうなぁ』とぼんやり思いながらも、一気に飲み干した。


…そういえば以前、
サイコパス診断でこんな問題を見たことがある。

あなたは自動販売機で飲み物を買おうと思ったが、どのボトルにもラベルが貼られていないので、どんな味なのか分からない。

分かるのは入っている液体の色のみ。

あなたなら何色の飲み物を選ぶ?


これ、サイコパス的解答は『透明』だそうだ。

サイコパスは猜疑心が強く、自分が摂取するものに毒や異物が混入することを無意識に警戒しているのでなるべく純粋な水に近い色を想像するという理屈らしい。

確かに、女性が青い酒を勧められたら睡眠薬が混ぜられているかもしれないので注意しろなんて話もあったな。


その点、僕は不用心すぎるのかもしれない。

パントテン酸とかいう珍妙な名前の未知の成分に対して何の疑いもなくガブ飲みするなんて、サイコパスが見てたら卒倒しかねないぞ。

ビタミンからの並びで書いてあるから盲目的に身体に良いモンだと思っちゃったけど、だしなぁ。

ビタミンC

ビタミンD

濃硫酸

とか書かれてても、無防備に飲んで身体の内側から溶け死するかもしれん。


一応、パントテン酸についても調べてみるか。

パントテン酸(パントテンさん、英: pantothenic acid)とは、ビタミンB群に含まれる物質で、D(+)-N-(2,4-ジヒドロキシ-3,3-ジメチルブチリル)-β-アラニンのこと。かつて、ビタミンB5とも呼ばれていた。

語源はギリシャ語で、「どこにでもある酸」という意味。

Wikipedia『パントテン酸』より引用


もともとビタミン扱いされてたのか。

っていうか「どこにでもある酸」って、なんか嫌な言い方だな。

パントテンで「どこにでもある」ってコレ、またパノプティコンとかパンセクシャルとかの接頭辞のpanじゃないのか。


さらなる学びのコンボ。

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