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捨てなくてよかったこともある。

結婚して家を建てた時に、二階の洋間を寝室にしました。
義父がクレーンで吊り上げて、窓から洋服タンスを設置したので、下ろすにも同じようにしなくてはできません。

今は寝室は一階で、着替えも下でしています。
二階の洋服タンスには、シーズンオフのものや、思い入れがあり保管しているものが収納してあります。

衣替えの季節に、一階と二階を往復するのが面倒になり、シーズンオフでも出番の多いものは常時一階に置くようになりました。

それで、今日探し物をしていて、二階の洋服タンスに置き去りにしたまま忘れ去っていた服たちに再開しました。

四十代の中過ぎから太り始め、五十代の中頃がマックスでした。今後更新しなければ…
サイズの大きな服はそれだけで地味目になります。
都会のデパートであればどんなサイズもデザイン豊富にありますが、こちらデパートがありませんし、わざわざ市外、県外に買いに出るほどの意欲はありません。
たまに出かけても何を買って良いのやら、分かりませんしね、文化というのは日常的に触れていないと浸透しないものなのです。

その頃は、実年齢よりも上がターゲットの服を着ていたんですね…
少し痩せてみると、存外に地味に感じて封印したのだと思います。
で、忘却の彼方に。

それが十年後の今、ちょうど着ごろ!というわけです。 
私は流行りものは苦手のシンプル志向ですし、オトナのおばさま向けの、品質がそこそこなものは、十年経っても充分着られます。

服が捨てられないのは、投資した分が回収できてない故でもあります。
それがいわゆる、タンスの肥やしと化し、限りあるスペースを侵食し、心をも蝕む…と、よくある論理。

そうとは言え、十年放ってあっても回収できることがあるんだなあ…とちょっと得した気分です。

※ヘッダー画像はアップリケのキルト作品です。
私のクローゼットが題材ではありません😄
こんなオサレじゃないし。




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