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発展途上国の”文鎮” 【SDGs】

先進国になるというのは工業化、つまり工業的かつ高度な経済が国全体で実現することだといえるだろう。
17~19世紀ごろ、欧米を中心に工業化が起こり、今でいう先進国というのが誕生した。当時は先進国と他の国を分けていたのは地理的要因が多かっただろう。
だが、21世紀の今の時代はすべての国が先進国になれるチャンスを持っている。どんな国も潜在能力がある今の時代、先進国と途上国を分けているものは「文鎮」だと思う。つまり、その国の能力の発揮を妨げている文鎮だ。

中東の例で考えてみよう。中東には「石油」という大きな潜在能力があったが、採掘の殆どを欧米らが占めているという「文鎮」があったため、発展を妨げられていた。
しかし、自分たちで採掘できるようになってからは、今のような先進国に上り詰めることができた。

つまり、今の発展途上国はその国の能力がないわけではなく、「文鎮」によって抑えられていると思う。

だから僕は、発展途上国を見るときその文鎮を考えて、それをSDGsに当てはめるようにしている。


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