「有難い」の捉え方
「有難い」という言葉について、
こんな話を聞いた事がある。
それは、
「難が有ると書いて、有難い。
困難な事が有った時に、
辛い、逃げ出したいと人は思うかもしれないけど、
それを乗り越える事で人は成長できるから、
困難は有難いと捉えた方が良い。」
という話。
でもその話を聞いた時、
困難ってやっぱり辛くない?
有難いとか、なかなか思えなくない?と、
思ってしまった。
だから私的には、
「有る事が難しいから有難い」と、
捉える方がしっくりくる。
例えば、
「人から温かい言葉をかけてもらって、有難い。」
と思った事があったとして、
人が温かい言葉をかけてくれる事は、
当たり前じゃない(有る事が難しい)と考えられる。
今までの人生でしてきた選択が少しでも違ったら、
その人には出会う事すら無かったかもしれないし。
本当はそこに有る事が難しい現実が、
なぜか奇跡的に目の前で起きている
っていうぐらいに思って、
毎日を過ごしていた方が良いのかも。
そしてその他にも、
有るものはいつか無くなる(有り続ける事が難しい)と、
覚悟しておいた方が良いとも考えられる。
温かい言葉をかけてくれたその人が、
事故に遭って命を無くしてしまうとか、
そんな現実が起きるかもしれないから。
何かを無くしてから、
有難さに気づく場合もあるけど、
やっぱり無くす前に、
その大切さに気づける方が良いかな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?