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#noteのつづけ方2に参加したら、まわりがみんなアホだらけだった。

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「娯楽」なんてもんは、もう世界中にあふれかえっているわけですよ。
YouTube、Netflix、Hulu、kindle、Amazon prime Video…

さらにLINE、Twitter、Instagram、Facebook…といったSNS。

週末になるとiPhoneに言われるわけです。


「あんたは今週、1日4時間もうちばっか見てたで」って。

1日24時間しかないのに4時間も見てる。

8時間仕事して、8時間寝たらもう8時間しか残ってないのに


4時間もiPhone見てる。

余暇活動の半分はiPhoneでできてます。


15年前では読み方さえまともにわからない横文字に多くの人の余暇は埋め尽くされています。これにまだ古参娯楽のテレビ、雑誌、ラジオ、音楽…

令和の世は、インターネットユーザーがひとつなぎの大娯楽を求め彷徨う、新旧入り混じった大エンターテイメント時代。

そんな時代に「note」と書かれた娯楽旗を掲げた我々noteユーザーは

四皇と呼ばれる

「YouTuber」
「インスタグラマー」
「アルファツイッタラー」
「アフィリエイトブロガー」

こいつらと闘わなけばならない。



mixiの仇を打つのはオレたちだろう?


仕事や睡眠、家事をのぞいて余った時間ですべての娯楽を消費するのでさえ絶対到底無理なのに、そんな中で貴重な時間をつかって「文字を書いて、だれかになにかを伝えたい」なんて思ってる人は、


もれなく全員アホなんです。


時は金なりってことば知ってる?

全員どうかしてるぜ!

大好きだ!

というわけで、登場人物全員アホばっかりのイベントに参加してきました。おもしろかったー。


メインテーマは「#noteのつづけ方」

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ぼくはこの「つづけ方」を「毎日更新する」って意味だと勝手にとらえていたのですが、まったくそんなことなかった。週一とかで全然よかった。

一人だけ肩ぶん回して座ってた。

最後の質疑応答でスピーカーの徳力さん(https://note.mu/tokuriki)が

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「ぼくの“続ける”の定義は【やめないこと】です」

ってめっちゃさわやかな笑顔で言ってた。「名は体を表す」というけど、「徳力」って徳がありあまる苗字に納得するしかない笑顔。イケメン。

平野さん(https://note.mu/yriica)は前回おじゃました「noteのはじめかた」でもいらした。いっつもおなじトーンで、冷静に自分の考えを真正面から丁寧に発する平野さんのことば選びが大好き。イケメン。おしゃれ。

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そして、今回のメインスピーカー

岸田奈美さん(https://note.mu/namirairo)。

ここからは彼女が伝えてくれたことの中で、印象に残ったことをいくつかまとめてみる。(徳力さん、平野さんの内容も混じってるかも)

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岸田さんのnoteにはじめて触れたのは日本1周分バズった櫻井翔くんの記事。

読んだ瞬間、確信できることがあった。

絶対に、師匠は


加藤はいね

だって。

【加藤はいね】
唯一無二の文章力とユーモアセンスで、ブログで全国統一を成し遂げた伝説の文筆家。「加藤はいね」に憧れて筆を持った人は数知れず。しかし、同時に圧倒的な才能にひれ伏し、おなじだけの人数が筆を折ったとも言われてる。知らんけど。看護師。処女。


はいねさんのブログは国会図書館に保管された名作だらけでオススメなんてしてたら三日三晩必要なので、今日はひとつだけあげておくね。

(このブログ読んだうちの母は笑いすぎて比喩じゃなく死にかけたし、影響を受けた妹は看護師になりました、「加藤はいね」に家族が1人殺されかけ、1人が命を救う仕事に就いたよ)


この予想は当然ながらバッチリ当たり、岸田さんは「加藤はいねさんを参考にしながら、文章を書いている」と教えてくれた。

「加藤はいねの弟子」とも呼べる彼女は、加藤イズムの正統な後継者であることを世に示すユーモアたっぷりなプレゼンをしてくれた。


ぼくなりの解釈になってしまうけど、みなさんにぜひおすそ分け。

【岸田 奈美 noteのつづけ方】

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書く理由

・「わかる」「面白い」と思ってもらいたくてnoteを書く。

「それな!」と思ってもらえることはなにより嬉しいし、そうやって言われたくて書き続けている。


書くときに気をつけていること

・「伝えないといけないこと」「伝えたいこと」の2種類を意識する。

障害について知ってもらうことは「伝えないといけないこと」。
タイトルに「障害」の文字があれば絶対読まないような人から読んでもらうために工夫して書いた。そうやって読んでもらえたことをキッカケに障害のについて知ったり、興味をもった人をもっと詳しいツールへとつなげる役割になりたい。
・組織の一員としての振る舞いに気をつける

1:会社のブランドを傷つけることは絶対に書かない
2:会社で学んだことを世間に伝えていく

ちゃんと社会人。
会社で学んだことを上手に発信するのは、会社⇄個人⇄社会のすべてにおいてメリットしかないよね。

書くためのテクニック

・使いたい例えやフレーズを決めてから、文章を組み立てていく。

iPhoneには思いついた「お気に入りのたとえ」がメモされている。(実際に今入ってるメモを読み上げてくれてたけど失念。おもろかった)

どうしても使いたいボケやツッコミが先にあって漫才をつくるパターンのやつ。これはマネしたいテクニック。

・テンションが低いときは、まずフラットに書く。

あとからどうしても伝えたい部分に「たとえ」で味付けをして熱量を上げていく。しょうゆラーメンをとんこつラーメンにしていくイメージ。(ラーメンのたとえ3回くらい言ってた)

これも同様にマネしたい。先に真面目な文章をつくっておいて、そこから肉付けしていくやり方はやったことなかった。やってみよう。

インプット

・世の中で読まれている記事をちゃんと読む。

どういうところが人気なのか自分なりに考えて咀嚼する。ガイアの夜明けの出演オファーを依頼したときも同様の戦略。(番組を見て、構成を理解し、プレゼンしたそう。天才か)
・あこがれるだれかの文章を「おもしろい」と思えたら、自分の中にその「おもしろさ」をキャッチできるセンスがある。

だから、書ける。

このことばはすごい説得力だった。加藤はいね、岸田奈美を面白いと思えるってことは、自分の中にもそのセンスがあるってこと。
加えるなら、水野敬也「ウケる日記」も最高よ。

***

とまぁ、こんな感じでたのしく学びしかないイベントでした。

「加藤はいね」というパワーワードに引っ張られて、岸田さんのことを中心に書きましたが、徳力さん、平野さんもすごくためになることばかり伝えてくれました。ありがとうございました。(ずっとキーボードたたいてる方もいたので、きっとそんな紳士淑女が3人分をnoteに書いてくれるはず)


質疑応答では空気を軽くしようと思っていちばんに手を上げた。
少ししゃべりすぎた。反省してる。後悔はしていない。

ほんと、こんなすてきなイベントが無料でいいのかってくらいの内容でした。3人のすばらしさは、まぁこれから先もいろんな形で伝え聞くことがあると思うのでこのあたりで割愛させていただきます。

最後にもう1回言うけど、だれに頼まれたわけでもないのにnoteに文章書いてる人間なんて、ほんとに愛すべきアホばっかだよ。もちろん遠方で参加できなかったあなたにも言ってんだよ。

「受け取る娯楽」が溢れかえってる世の中で、受け取られるかわかんないのに「娯楽を与える」側にまわってんだから。並大抵の脳みそじゃできない。バグってるよ。最高だ。

これからも書いて読んで、たのしくnoteであそびましょう。
みなさまほんとうにありがとうございました。

***

SPECIAL THANKS

スピーカーのお三方
noteスタッフ、関係者のみなさま
アホの子たち(イベント参加者)
noteの全ユーザー
文字を愛するすべての人たち
加藤はいね 様

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