見出し画像

知らないことを知るために

「ダイアローグ
対立から共生へ、
議論から対話へ」

この本はデヴィッド・ボームさんという物理学者が書かれた本です。

チーム、組織、家庭、国家。
こんな集団がまとまって協調、共生することを目指したコミュニケーションの技法について書かれています。

コミュニケーションについて書かれた本。
素晴らしいけど読むのに難しい本です。

そうこの本を紹介してくださったのは、元ラジオDJで現在コミュニケーションの学校を主宰されているニシトアキコさん。
私は毎日彼女の音声配信を聴いて学んでいるんです。

この本を半年前に購入しました。
頑張って読み進めたのですが…

やっぱり難しかった!

軽く読める内容でなかった、私には。
目は活字を追っているのに、思考が浮気して別の事を考えている感じ。
いつしか本を開くこともせず鞄の中に入れっぱなしとなり、そのうち鞄から出され、本棚に置かれることになりました。インテリアのように。

そしてこの本の存在が薄れて来ていたのですが…。
最近、また、読むことに再チャレンジすることにしました!

何故かというと
間違いなく私の中に存在してない知識が入っていると思ったからです。
だって私、この本を敬遠してるんですもの。


最近知って衝撃だったんですが
自分がとりこみやすい、
うんうんと共感出来る本には
自分が学べる新しい知識はあまり入ってないようです。

わざわざお金出して手に入れて読む本なのに
学べる新しい知識はない?と?
なにそれ?どういうこと?
って思ったのですが。


私達はそれぞれ自分の中に、正解というか、価値観を持っています。
人の数だけ価値観はあります。だから合う合わないが出てくるわけなんですよね。

人は自分に合う価値観のものを求めるらしいです。

だから、自分の欲しくなるものは
自分の中にもう既にあるもの、みたいです。

自分の中にないものについては、心しない限り否定的にとらえるのかもしれません。
「違う、」と。


本とか講習とか
学べる物。
新しい知識、情報を得たくて私はそれを手段として選んでいるはずなのに
気がつくと、それはどこへやら
いつの間にか自分の価値観の後押しをしてくれるような物を選びがちになってしまうのですね。


抵抗があってなかなか読み進められない本。
本や講習に限らず。
聞くのが少し面倒な人の話。
自分とはタイプが違うな、という人。
多少居心地の悪い人。

敬遠したくなってしまうけど、
自分のペースで無理しない程度に関心持って知ろうってしていると

自分が思いもしなかった新しい発見がある。
新しい世界が拓けるかも。
いや、間違いなく拓けるんですね。


私がこの話を知った時、最初に頭に浮かんだのは読もうとして読めなくなってやめちゃった本。

だから一回読むの、チャレンジすることにしたのでした。

今年も残すところ後1週間。
隙間時間をこの本を読むことに全てあてて
読破目指そう。
頑張ります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?