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自己PRの書き方【ただの元人事@コミュニティ質問箱シリーズ#0002】

こんにちは。ただの元人事@裏垢です。

2022年1月から開始している24卒向けコミュニティ内で『23卒内定者が回答する質問箱』を始めました。

質問に回答してくれる23卒のみなさんは、僕の勉強会や23卒コミュニティをフル活用してくれて、大手難関企業からの内定者ですので、これから就活に取り組む24卒の内定率に少しでも貢献できると考えて協力してもらいました。

業界や企業によって違いはあると思いますが、内定者の考え方を少しでもヒントにしていただけると嬉しいです。

質問0002

この質問の前提としては、ただの元人事勉強会(第二回自己PR編)を受けた方からいただく質問です。

勉強会を受けてない方はこちらを一読して、内定者の回答を一読ください。

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A1.複数エピソード列挙で行動力をアピール

(回答者:文系学部/金融・インフラ・IT・公的機関など計8社)

結論、私はES、面接問わず「複数エピソード列挙」の方式をとっていました。理由は3点あります。

1点目は、自分のキャラクターであった好奇心旺盛さ・リーダー力をアピールできるからです。好奇心旺盛と言っているのに色々な活動をしていないというのは矛盾だなと思いましたし、実際長期インターン・短期留学・NPOなどで活動していて、いろいろな場所で自分が持っている力を発揮できる、という主張の仕方の方が自分の伝えたいことと合っていました。

ちなみに、型だけですが自分のESはこんな感じで書きました。

色々な立場の人と関係を上手く築き協働する力、貪欲に問題解決のため行動する力がある。これらは中高で生徒会長を務めた経験で培った。大学ではこれらを活かし3つの活動に取り組んだ。1つ目は○○会社で、○○業務に従事したことだ。(業務内容を具体的に)2つ目は○○留学だ。(留学の詳細1文で)3つ目は○○での活動だ。(活動の詳細1文で)このように、どのような場面においても○○という力を常に発揮できる。

2点目は、消極的な理由になるのですが、1つのエピソード深堀版でESを書くのが面倒だったからです。私は就活を始めたのが遅く、色々試す場がなかったのもありますし、居酒屋バイトなど前提がわかりやすいエピソードではなく、わかりにくい経験が多かったので、それをガクチカのように内容や思考をわかりやすく記載するのが大変でした。

そのため、複数エピソード概要だけさくっと列挙して、「なんかよくわからないけどたくさんすごそうな経験してる」とES時点では思ってもらい、面接で補強する方法をとっていました。

3点目は、中高の生徒会長の経験の話をどこかに入れたかったからです。中長期的に強みや性格が形成されているので再現性がある&アピールしている性格は嘘ではないというアピールがしたかったのと、シンプルにESにエピソード書くほどではないけど、面接で聞かれたら生徒会長時代の話で話せる話が沢山あったので、その時に複数エピソード列挙する形のESで入れる方がきれいだと思いました。

内容までしっかり伝えて思考力の部分を見せたいという意見もあるかと思いますが、個人的には、正直学生のアイデアや思考力のレベルには限度があると思ったので、色々書いておいて経験の数をアピールしたほうが総じてお得だと思いました。

一概に1つのエピソード深堀派を否定するわけではなく、自分の伝えたいキャラクターとのマッチ度や経験の数(そもそも少なかったら書けないですし)で考えるといいと思います。あとはインターン選考でどちらのパターンでも沢山提出して打率を見てみるといいと思います。

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A2.ESと面接で戦略を使い分けする

(回答者:大学院卒/内定先:大手飲料メーカー)

私はESは1つのエピソード、面接では多くのエピソードを使用しました。

ESは企業によって、多くのエピソードをかける設問形式、そうでない場合に分かれると思います。
「設問が多い場合には、各設問毎に異なるエピソード/設問が少ない場合には自分が一番話したいエピソード」という形式で書いていました。

~下記例~

自己PR、学生時代頑張ったこと、など自分の経験を記入する欄がある場合
→異なる経験を記入し、面接への種まきをしていました。(自己PR=同窓会幹事、ガクチカ=文化祭実行委員会)

夏・冬インターンの時に、自己PRを多く入れてみたESと、1つのエピソードに絞ったESを提出して、どちらが自分らしさを出せるかを試してみることがいいと思います!

多くのエピソードを入れた場合、その各エピソードを面接でも話せるようになる必要があります。そのため各エピソードを自分のカラオケ18番にするにあたって、多くの練習が必要になってしまうというデメリットがあります。
わたし自身は、多くのエピソードがあったため、その全部を仕上げるのにかなり面接練習をしました笑(このコミュニティで!)

でも手間はかかるものの、その話すエピソードに自分らしさや、信念、キャラクターを統一させて、時間軸の異なる話から再現性を感じさせることもできるメリットもあります。
なので自身に合った(面接を踏まえた)書き方をできるといいのではないかと思います!大変だと思いますが、頑張ってください!

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A3.複数エピソードで一貫性を出し納得感を生む

(回答者:文系学部/内定先:IT·コンサル)

人によって意見が分かれると思いますが、
①ガクチカを書く設問が他にない⇒ガクチカの内容で自己PR

②ほかに設問があり、400字以上記入できる⇒3つエピソード(小学校時代の係活動の話、大学1年次のちょっとした挑戦エピソード、ES記入当時の活動に関する内容)で自己PR

というようにしていました!

就職先の本選考ES(「あなたらしさ」が伝わるエピソードや経験を自由に記述してください。500字)では②で書いて内定でましたし、他の内定先も②で書いていました。

②は自己分析で自分の中の一貫性を見つけたうえでないと書くのが難しいですが、読んでいて面白い文章になると思いますので、ESの文章力が上がってきたらトライしてみるといいと思います!

また、自分の性格や伝えたいエピソードに合わせて、複数エピソードで根拠を強めるべきか、1つのエピソードを深堀するべきかによっても変わってくると思うので、両方書いてみて、自分らしさが出る内容を使うことをお勧めします!

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22卒の内定者の活用事例も入れておくので、よかったら参考にしてみてください。

24卒コミュニティに質問箱を設置しているので、興味がある方は、ただの元人事のインスタグラムからコミュニティ参加してみてください。


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