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アースバッグハウスをつくる Week 2~4

さて、今回もアースバッグハウス作りの続きを書いていこうと思います!

前回の記事はこちら。

次のステップはいよいよ「掘る」です。

では、いってみよ~!


しゅたたたっ!


さて、前回「なぜ4本も線を引かなくてはいけないのでしょうか?」というクイズを出しましたが、答えはわかりましたか?

実は内側の2本が、バッグを敷く所=壁になる所を表しているんです。
つまり、壁の場所の内側と外側に、もう一個ずつ線が描いてあるのです。
なぜか??

アースバッグハウスは、基礎として地中にバッグを2~3層敷くので、その厚さだけ地面を掘ります。つまり、内側の2本線の間を掘っていくわけです。

どっこいしょ~


でもバッグを敷きやすくする為に、実際は両側に10cm程の余裕を持たせて掘ります。

掘っていくとすぐに内側の2本線は消えてしまい、「あれ?どこ掘るんだったっけ??」となってしまうわけです。

ここで効いてくるのが、余計に書いた2個の円、内円と外円です。

壁を表す線が消えても、「内円と外円から10~15センチくらい中を掘っていけばいいんだよね!」と分かるわけなんですね!
かしこ~い!!!😆

…でも実際は4本とも全部、すぐに消えました(おい)


いやね、子供達が居たら尚更ですよ。
線踏まないで~!!って言ったって、無理無理!

その都度、線を描き直したり、心の目で線を見たりして乗り切りました(←描いた意味は?)

ところで掘っていくと、キラキラしたものが砂に混ざって沢山出てきます。

なにこれ!!金?!?!✨

出てくるたびに、子供達は仕事そっちのけで夢中で集めます。

ハッキリとは分かりませんが、恐らく「愚者の金」とも呼ばれる「パイライト」ではないかと思われます。

パイライト、またの名を黄鉄鉱

愚者の金と言いつつも、パイライトと金は似たような環境で出来上がるので、パイライトが出てくる土地は、近くに金も存在するんだそう。

「出来た家は、カサ・ドラダ(黄金の家)と呼ぼうね」と子供達と約束しました。


デデンボが「この日のために日々体を鍛えていたんだ…!」と言いながら、かったい花崗岩をツルハシで砕きます。

私はその細かくなった土を、シャベルですくって一輪車に入れ、溜まったら土砂置き場にどさっと下ろします。

ニーニョ達は、大きく固まった土や岩を手で一輪車に載せたり、途中からは土を投げに行く作業も手伝ってくれました。

暑いし、重いし、大変なんですよ!
でも、

「ここが一番の正念場らしいから!!」
「これが終わったら、どんどん楽になってくらしいから!」

と、自分たちを鼓舞しながら作業しました。
ひぃ~、辛い!

その結果…

掘ったど~~!!!!


1泊~2泊のキャンプ3回(実働は丸6日くらい?)かかりましたが、掘る作業が終わりました!
やった~~!!

いや~、どんなに大変でも、終わってしまえば忘れるものですね。
出産と一緒!

まだまだ続きますので、また読みに来てくださると嬉しいです。
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ありがとうございます❤

では、良い週末をお過ごしください!



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