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【#2】2022年3~4月 風向きが変わって、仕事も生活も変えるかもしれない

今回は、これ以上頑張れませんというギリギリの1〜2月を終えたのちの3〜4月に、「なんだか風が変わってきたぞ」と気づいたというお話しです。

山場を越えて、少しずつ日常が戻り始めてきた3月中旬。
そこからです。
今後の先行きの雲行きがどうも怪しく(?)なってきたのは。

こんなことがありました。

  1. うっすら夫から聞いていた「仕事を変えて台湾に引っ越す」という話がどうやら本当に本気らしい、とわかってきた。しかも、割とすぐ。2〜3ヶ月後。

  2. 仕事で、どうやら続けるのは厳しそうだ、場の居心地が悪い&苦しい、と思う出来事が次々に起こる。


台湾に引っ越す?

夫から2月にこの話を最初に聞いた時の私の反応は、「え?そんなすぐ?いや、ナイナイナイナイ」と、頭にそのトピックが入り切らずに一瞬白目を剥いたのち、遠くを見て、聞かなかったことにしました。(←オイ)

仕事ではやっと一歩を踏み出して、さあこれから!という時期。
数年間の駐在などではなく、家族で「移住」するという話となれば、だいぶ大きな決断になります。「はいはーい、2〜3ヶ月後ね〜、行きますよ〜ん」とはすぐ言えない。(よね?どうですか?)
ちょっと考えさせて欲しい、ということを伝えましたが、まあ喧嘩にもなったわけです。

台湾人の夫からすれば、日本で長いこと仕事をしてきたもののいつかは自分の母国にも家族で住みたいとは以前から言っていたし、これまで20年以上日本で暮らしてきて、やっと自分の国をベースに働きたい、と。それは、”アタマでは”理解していました。

なぜ自分の反応が全体的にネガティブなのか、自分の中にどんな理由があるのか、仕事だけが理由なのか?違う気がする。
そこで、ちゃんと可視化しようと思い、近所のカフェに一人でこもりました。
ここでやったのは、自分が嫌なことを100個書き出す「嫌100」ワーク

100個は書けなかったけど、書いていたらだいぶ気づきがありました。

それは、「台湾に行く」ということは、だいぶ、
自分にとってのコンフォートゾーンを出ること」
なんだということ。

コンフォートゾーンというのは、”居心地よく、慣れた安心な場所で、落ち着いて無理をせずにいられる空間”のこと。

それぞれの人のコンフォートゾーンを形作ってきたものには、生まれ育った家庭環境や、受けてきた教育、経験、文化、家族の価値観などがあると思いますが、私の場合は、
「とにかく堅実で、リスクを取らず、真面目」
というマインドセットを持っていました。

長野県に住む父母も妹も、待ち合わせをすれば約束の5分以上前には到着して待っているし、、、
資格を持ち堅実な仕事をしているし、、、
可愛がってもらっていた祖父母は、米や野菜を作り、丹精込めて育てた新米はすぐに食べず、「何か起こった時のため」に備えて蔵に保管し、ずーっと古いものから食べて暮らしてきたし、、、
贅沢なことは一切せず、慎ましやかに生活していました。
私自身も、学生の時はきっちり宿題して勉強する生真面目優等生タイプでした。


翻って台湾の暮らし。何度も訪れた台湾は、これまで一番長くて1ヶ月の滞在ですが、その中でどんなことをアンコンフォート(快適でない)に感じたかと言えば

  • 日常のことから大事なことまで、いろんなことが直前に決まる&知らされる。

  • 計画とか先の見通しとかは基本細かく立てず、その都度その都度、状況に応じて対応している感じ。

  • なんとかなるよの精神。そして実際なんとかなる。

  • いろいろアバウト

  • 清潔感の感覚の違い。

  • 気候(湿気&暑い&曇りや雨が多い)

(注)これは嫌100ワークで書いたことなのでネガティブな伝え方になってますが、台湾のことは好きだし、反対にこれが日本には無い良いところでもあるので、誤解なきようお願いします!!

とにかく自分のコンフォートゾーンをだいぶ越えている環境であることを言語化して理解しました。

こういうことです。

生真面目、きっちり  ←→  超フレキシブル、ざっくり楽観的

もちろん個々の違いはあり一般化しきれませんけど、なんとなーくこれって、典型的な”日本人らしさ”と、”台湾人らしさ”、でもありますね。


仕事を辞めることになるのかもしれない

ちょうどプライベートの今後を考えないといけなかった時期を同じくして、仕事の今後の方向性、1年後、3年後のプランを考え、予算をとるということをしていました。

すると、これがまた
これは前に進めなさそうだぞ、という嫌なことが色々と起きてきたのです。

たとえば

・予算が通らない
・準備していたプロジェクトが結局NGの判断が下りストップ
・今後のキャリアや昇進の希望について、自分の希望を伝えてみたところ全然NG
・進めていたプロジェクトに対して、他部署からだいぶネガティブなことを言われる
とか。地味に落ち込み続けました。

あんなに仕事にこめていたエネルギーがガクンと落ちてしまい、決められたことをこなすので精一杯。
何かを生み出す、ということができなくなってきました。
これは何かに気づけというメッセージ?

ここで、自分には全く遠いものと思っていた”起業”という言葉がだんだん目の前をよぎる機会が大きくなってきたのです。


背中を押されたエピソード


夫から、一緒に見ようと誘われ、子どもが寝た後に見た(見せられた?)のが「フリー・ガイ」というゲームのアバターの主人公が人生を変えるストーリーでした。間接的に伝えたいことがあったのでしょう。

この映画から私が受け取ったメッセージは、

「このままモブ(背景)キャラとして生きるの?ゲームの主人公になるの?」

そしてこの頃、気付くんですよね。

奇しくも、2022年の年初に自分で決めていた今年の1文字は、

「超」=コンフォートゾーンを超える 

だったということに。年初に手帳におっっっきく自分で書いていたということに。

そういうこと??!!??!!


フリーガイ、Amazomプライムビデオでレンタル299円。
良かったら見てみてね!


次回はついに、もう違和感をどうにも無視できなくなった初夏のお話です。


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