絵を描く
絵は音楽を聴きながら描く。いつも無心で。
リズムに乗って何処からか色彩や形がやって来る。
絵には初めて見る時のインパクトが必要。綺麗とか、面白いとか、何となく好きとか。
気に入ったものが描けた時は、自分の事を少し好きになる。なかなかやるじゃん。
音楽を創る時とやり方は似ている。文章を書く時も。
私は自分に尋ねる。「この次はどうしたい?」
答えは必ず身体の何処からか湧き出て、それを知った私は消えないうちにさっと掴み。
不思議な事に、文章も絵も曲も、それぞれに生まれる時期が違っている。いくらでも湧き出してみたり、さっぱり浮かばない時も。不思議だ。
人の創造力は、コンスタントでは無いのかもしれない。だから、色々なことを試してみる。
中では歌を歌うことが、いつも必ず意欲を産み出す。歌う事は、私にとって汲めども尽きない精神の泉だ。
歌は更に、心に絵を見せる。情景であったり、心模様の色だったり。
それをまた、描き出して歌に添える。五感の全てが表現に向かう。それは生きるという営為。
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