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「アクティブリスニング」赤羽雄二さんのリアルセミナー

赤羽雄二さん『自己満足でない徹底的に聞く技術』で書かれている
アクティブリスニングを実践中の畑中です。

BUCK-TICKのライブに参加するために、2泊3日で福岡から東京に遊びにきていた10年来のママ友とのランチ中に、「赤羽さんは、〇〇ちゃん(←私のあだな)の推しみたいなもんだね」と言われて、人生ではじめて、推しに出会ったことに気づいた今日このごろです。

今回は、2023年7月23日(日)”アクティブリスニング『聞くことは、あらゆることの出発点です』”(東京 日本青年館ホテルで開催)での学びをシェアします。

このセミナーは、アクティブリスニングのエバンジェリスト岩田恭子さんを中心に、Clubhouse 「アクティブリスニング」Roomが主催したセミナーです。

【セミナー開催への思い】
赤羽雄二さんのセミナーを開催したいと思ったきっかけをお話しします。
それは、ひとりの女性の、感謝の思いから始まりました。

その女性は、日常生活のストレスから「統合失調症」と診断され、家庭も仕事もなにもかも失ってしまった、という経験をされています。
とくに、二人のお子様と引き離されてしまったことはたいへんな悲しみで、そんな中でいろんな〝依存症〟を抱え、生きる希望をなくし、自暴自棄な生活を送っていたと言います。

「こんな私なんて…」
「でも、変われるものなら人生を変えたい…、!」

そんな思いで過ごしていた中で出会ったのが、赤羽雄二さんの「ゼロ秒思考A4メモ書き」と、「アクティブリスニング」でした。
そして、それらを通じた出会いから、いろんなことが少しずつ、好転し始めました。
現在は、二人の息子さんとの関係も復活し、仕事にも就くことができ、自身の体験をブログ発信し、たくさんの愛と勇気をいただけて幸せです、と仰っています。

ご自身が身をもって体験した変化。

 「変わりたいけど変われない、、」
 「どうやって変わったらいいのかわからない、、」

と、悩んでいる方へ

 「こんな私でも変われた!」
 「人はいつからでも変わることができますよ!」

どっちを向いて頑張ったらいいのかわからない人へ、変化できることの幸せを、感謝を込めて伝えたい。
そのような思いを受けて、赤羽雄二さんが、セミナーという場をつくってくださいました。

セミナーの出発点は、そのような感謝の思いからです。
「変化」は、人の数だけさまざまあると思います。
仕事、恋愛、家族関係

 -なんだかうまくいかない、、
 -何をしてももやもやが残る、、

そんな「変化させたい」ものの根っこにあるものは何だろう。
何をどう整えたら、望む「変化」を起こせるのだろう。
大切な “根っこ” に気づくことができる、そんな時間を皆様と共有したいと、企画いたしました。

セミナーのご案内(一部、抜粋)

私が、赤羽さんのリアルセミナーに参加するのは、今回で7回目です。

今回の参加者は、約45名。男性、女性が半分ずつくらい。20代~50代の方が参加されていました。

今回のセミナーも、「質問は、いつでもどうぞ」スタイルで、日曜日の午後の2時間、時間とお金を使って、セミナーに参加される方たちが、何に困り、何を解決したいのかを、参加者の質問から垣間見ることができました。

・上司の立場で、部下とのコミュニケーションに悩んでいる方
・部下の立場で、上司とのコミュニケーションに悩んでいる方
・友人とのコミュニケーションに悩んでいる方
・高齢の親とのコミュニケーションに悩んでいる方

さまざまなお困りごとに対して、赤羽雄二さんは相談者にいくつか質問し、問題把握した上で、本質を見抜き、過去35年コンサルティングとして経営改革に携わり、ベンチャー共同創業20社以上してきた経験に裏付けされた解決策、人間関係の線引きの仕方を具体的かつ明確に伝え、どうすれば問題が解決できるかを即答するといったやりとりを、繰り広げていました。

赤羽雄二さんは、書籍VoicyInstagramなどから情報配信してくださっていますが、赤羽雄二さんと参加者の質問・回答のやりとりを見るのも、私のリアルセミナーに参加する楽しみだったりします。

さらにセミナーでは、実際に、手を動かしてA4メモ書きをしたり、参加者同士で発表しあったり、ロールプレイをするので、一人で書籍やパソコンを見ながら情報をインプットするよりも、圧倒的に、印象に残り、行動を変える推進力になります。

パワーハラスメントの根を断ち切るためには


赤羽雄二さん曰く、「パワーハラスメントをしがちな方は、優等生で育ってきた方が多かったりする。『いい子』で、自分の感情を押し殺して育ってくると、感情をはき出せる上司という環境や立場を手に入れると、裸の王様になり、パワーハラスメントをしがち。家庭でも、妻・夫に対して、パワハラをしてしまう。
また、パワーハラスメントを受けた方も、ストレスから、家庭で、モラハラ・DVをしてしまう。そういった家庭環境で育った子どもは、委縮する。

この流れを断ち切るためには、心の安全基地が必要です。
まずは、家庭を子どもがしたいこと、やりたいことを隠さずに話せることが大切です。そういう子どもをたくさん育てないといけない。

パワーハラスメントをしてしまう方や生きにくさを抱えている方の責任は、ほぼ100%親の責任。

解決のためには、親への手紙を3,000~5,000字、本音を書く。
親に見せなくても、書き出すだけですっきりする。
消していた記憶が日干しされると、辛さが半分くらいになる」

とはいえ、難しいのは、これを一人でやることなんですよね。
「こんなこと書いちゃ、親に申し訳ない」とか、
「そうはいっても、ここまで私を育ててくれた」とか、
親への感謝の気持ちもあったりして、書ききれない。

そんな方は、一時でも、赤羽雄二さんのオンラインサロンを利用されることをおすすめいたします。私は、今年の3月に赤羽雄二さんのオンラインサロンに入会しましたが、サロンメンバーが、安全基地となっているサロンの場を使い、他のサロンメンバーや赤羽雄二さんとつながることで、少しずつ、一人で抱えていた重石に気づいて、解放され、変化していく様子をみていて、そう実感しています。

セミナーで、当ブログをご紹介くださいました

パワーハラスメント、孤立、虐待、自殺など、人間関係の悪化やの悪い環境が原因で引き起こされる社会問題は山積していますが、そういった悪循環を断ち切り、未然防止をするためには、なが~い目でみると、まずは家庭が安全基地であり、心身ともに健康な子を育てることは、はずせません。

家庭を安全基地にするためには、子どもへのアクティブリスニングの徹底です。

当ブログは、「『そうは言ってもできないよね!』『こんな感じだよね!』ということを、絶妙な言葉のチョイスで、表現されていて、とてもわかりやすい」と赤羽さんがおっしゃってくださり、代表的なブログ3つをセミナー資料でもご紹介くださいました。ぜひ、まだ読まれていない方は、一つ一つクリックして、お読みいただけると嬉しいです。

(赤羽雄二さん3選)

気を付けたいと思ったこと

母親が感情的に
(中略)
⚫ 子どもが母親をなだめる、母親の親代わりになることもよくあります。本当は甘えたいのに甘えることができない大人になります

セミナー資料 一部、抜粋

セミナーの当日は、夫が仕事で子どもを預けられなかったので、5歳の長女と一緒に参加しました。

2時間のセミナーを静かにしてもらうために、事前にいろいろやりとりをしていました。その中で、娘から、こんな質問がありました。

「赤羽さんって、イケメン?」

「イケメンと思うかどうかは、好みによるけど、頭が良くてとっても優しいおじさんだよ」というと、

「”おじさん”ってひどいから、”ご年配の方”っていった方が、いいよ~」と言われました。

先日も、この娘には「怒らない方法」を教えてもらったばかりです。

当日、2時間のセミナー中は、運営者の岩田恭子さんが、色彩診断のできる塗り絵を用意しておいてくださり、それを塗ったり、字を書いたり、漫画を読んだり、グミを食べながら、静かに、私の横に座って過ごしていました。

セミナーが終わったら、運営スタッフの方たちに、自分のスカートのレースを顔に押し当てて、ストッキングをかぶったときのような顔をみせて、笑わせたり、

別のときは、「ねぇ、お母さん見て~」

とクレヨンしんちゃんのおしりブリブリの動きをして、笑わてくれる、おふざけだらけの娘ですが、色々なことがわかっているのです。

そう考えると、私が不機嫌であれば、いろいろ感じて、お母さんのために色々よかれと気を使って、行動することも当然あるわけです。

親が子を思うよりも深く、子どもは親のことを思っている」ものなので、子ども時代に、安心して親に甘えられるように、自分の機嫌は、自分でとり、ご機嫌でいられるように、セルフケアすることは、子どもを守ることにもなると、改めて思いました。

印象的だった質問

【29歳の男性】

「僕は、今回セミナーで聞いた「過保護・過干渉」「よかれと思って」など良くないと言われる関わり方で育てられました。仕事も、受け身であまり成果も出ないのですが、今からどうしたらいいですか?」

セミナーでの質問

一般的に、「いい子」で育つとそういう傾向になりやすい。
まだ29歳。軌道修正はいくらでもできます。
親への手紙をまずは書いて、A4メモ書きをして、思考を頭の中に貯めておくのではなく、書き出して言語化するトレーニングをする。
愛着障害を理解する書籍を読み進めていけばどんどん変化できるし、明るい未来が待っていますよ。

赤羽雄二さんの回答
赤羽雄二さん 推薦図書

未来の人たちに残したいもの

失敗は、終わりではなくて、スタート。
なぜ、それが起こってしまったのか?の原因・環境要因を考える。
未来の人たちが、私たちと同じ苦しみを味合わないようにするために、できること。

まずは、目の前の大切な人にアクティブリスニングをして、自分が安全基地になること。

アクティブリスニングは、いつでも、だれでも、時間も、お金もかけずに、すぐにできることです。

こんなプラスの連鎖をどんどん、広げていきたいと気持ちを新たにできた時間でした。

次回セミナーの予告

2023年9月10日(日)
13:30-15:30
(日本青年館ホテル8階 会議室グリーン)

『人を動かす3つの鍵とは』

です。ぜひ、ご参加ください。

きっと、良質な刺激で、背中を押してもらえます。

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