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ラグビーが、企業のリーダーを育成する?

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企業の人財開発、リーダーの育成に、ラグビーがどこまで活かせるか? トライアルをスタートします。
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#人材育成

ラグビーから学ぶ、マルチタスクを意識したチームづくりのヒント<VoI.4>

酷暑の中、ラグビー日本代表のテストマッチが毎週続いています。チーム力の進化を毎週感じるとともに、世界の強豪チームにあと一歩勝ちきれないのはなぜなのか、試合後、いろいろと考えさせられます。 選手たちが「多様なスキルを持つ」ことが求められる最近のラグビー ラグビーでは、スクラムやラックでのボールの争奪や保持を主な役割とするフォワード(FW)と、ボールを受け取って走ったり、パスを出したりして攻撃を展開するバックス(BK)と大まかに役割が分かれており、FWは身体能力やフィジカルが

ラグビー日本代表 マオリ・オールブラックス戦の勝利から学ぶリーダーシップ <VoI.3>

先週6日(土)に開催された、ラグビー日本代表の試合で、マオリ・オールブラックスに勝利しました。日本代表チームにはまだ経験が十分ではない選手が多数出場しており、今後の成長が楽しみになる試合内容でした。もちろん猛暑が味方した勝利であることも否めませんが、新生日本代表チームの新しいチャレンジに、大きな手応えを感じられたのではないでしょうか。 どうせ勝てないよ、からの脱却 日本代表が世界の強豪チームに勝利するためには体の大きさや強さといった「フィジカル」が必要だと言われてきました

ラグビーにヒントあり? チームが結果を出すために必要な「学び」を蓄積するためのリーダーの役割<Vo1.2>

結果を出すためには、失敗から「学び」を蓄積することが必要 6月22日(土)29日(土)と2週続けて、ラグビー日本代表の試合が開催されました。負けてしまい残念でしたが、チームにとっては4年後の結果に向けたたくさんの「学び」があったのではないかと感じた試合で、次からの試合も楽しみになりました。 グラウンドでは、たくさんのお客様が観戦する中、今回の負けについて、文句やヤジを飛ばす観客は見受けられなかったと思います。私もコーチ・運営スタッフとして最近までラグビーに関わっていた身と

ラグビーが、企業のリーダーを育成する? <Vol.1>

企業の人財の課題が深刻化? 育成の次の一手は?? 株式会社ただいまの佐藤と申します。弊社はこれまで15年以上、日本各地の企業の新規事業やプロジェクトの立上げを支援をしてきました。その中で、ここ数年、特に人材・人財の採用や育成が課題となることが多く、相談も増えています。 新規事業の具現化の現場を通じてのメンバーへのOJT 支援をはじめ、よりビジネスの現場で活かせる実践的な研修などにも取り組んできましたが、もう一歩、何か効果的な取り組みがないか、あれこれ検討をしていました。