見出し画像

当事者の声(2023/3/8)

先月、埼玉県富士見市の女性市議がLGBT条例基本計画案について問題提起をしたそうです。
簡単にいうと、【女風呂や女性トイレに「心は女でも身体が男性の人」が入ってこられたときの女性たちの恐怖心はいかばかりか】という内容です🥸
この種の話題を耳にする度「LGBT当事者たちは本当にそれを望んでいるのかなぁ」と思っていました。そんな中、タレントの楽しんごさんが「ゲイだけどLGBT法案は絶対にダメ」発言をして、お‼️と思いました✨

本当に「心が女性でも男性の体をした人」が女風呂に入りたいと思っているのでしょうか。
逆に言えば「心が男性でも女性の体をした人」が男風呂に入りたいということです。
それを望む人は極めて稀な少数派ではないでしょうか💦

色々な問題を解決するために話し合うとき、当事者の話というのを主として聞いているのか疑問です。今回も周りだけで盛り上がってしまって「LGBTの人たちはわがままだ」とか「自分達の主張を押し付けている」というような印象が与えている気がしてなりません。

「当事者を交えて話をする」ことの重要性はまちづくりなどにもあてはまると考えます。
例を二つ挙げてみます。
別の地域の60代の方に聞いた話ですが、その方の親世代が一所懸命に地元の田畑の整備に取り組んでこられたそうです。しかしながらようやくそれが完成した25年後にはその一帯で農業を継ぐ人はいなくなって今や休耕地であると😥
もう一つ、蟹江では学校の体育館にエアコンをという一般質問がありました。私も当然エアコンは必要だと思いましたが、子どもや先生方は第一希望としてそれを望んでいるのでしょうか。
使用頻度からするともしかしたら体育館のエアコンは第二希望くらいという可能性もあります。
毎日使うトイレの改修のほうを先にやってほしいと思っているかもしれません🚻
農地の件も、実際に農業を継ぐ子ども世代を交えて協議を進めてたら違った結果になっていたのではないでしょうか。
これらはほんの一例で、多くのことにおいて当事者や次の世代を交えて話を進めるというのはとても重要なことだと思います

さて、議員制は多くの人の声を拾うことが困難な昔々のアナログな時代に始まったことです。
今は誰もが発信をしやすい時代で、もしかしたら代表者を選び託す議員制自体が時代の流れに遅れているのかもしれません。
ですが実際のところ社会には女性や子どもたちの声が届きにくく反映されにくいのが事実です💧
だからこそ私は今、当事者として関われる今に40歳の子育て中の私だからできることをやりたいと思っています❣️

3月8日、今日は国際女性デー。あらゆる分野で女性たちが自分らしく力を発揮できるように勇気づけ後押しする記念日です。
皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?