「何でも思考ノート」を半年使い続けてみて
考えるときに自由に書けるノートが欲しくて作ったノート、それが「何でも思考ノート」だ。
使い始めたのが2023年12月頃からで、それから半年ほど経つが、これがなかなか便利。
今回は、実際に「何でも思考ノート」を半年間使ってみた感想について、まとめようと思う。
「何でも思考ノート」とは
とにかく書くハードルを下げることに注力した結果できたのが「何でも思考ノート」だ。
やるべきことは、いたってシンプル。
詳しくは、以下をどうぞ。
実際に使っているもの、やっていること
使っているノート
ノートは、無印のノートを使っている。
安くて、しかも5冊組なのがいい。
裏写りしにくいのもいい。
選んだ理由については、以前も書いた。
ただ、表紙に何もないと、それはそれで最初は書きづらかった。
そのため、中に何かを書く前に、ボールペンで表紙に「FREE NOTE」と大きく雑な字で書いた。
これも書くハードルを下げるために、やったことだ。
実際、「きれいに書かなくては」という気持ちが薄れて、かなり書きやすくなった。
同じく、書くハードルを下げるため、深緋色や濃紺色などの好きな色ではなく、好きでも嫌いでもない色の製本テープのノートを選んだ。
きれいに書かないことにも大分慣れてきたので、次のノートは好きな色を選んでもいいかなと思っている。
使っている筆記用具
書き始めた当初は、シャープペンシルを使っていたが、途中から黒のボールペンも使うようになった。
今は、黒一色のボールペンを使うことに落ち着いている。
個人的には、黒一色のボールペンでさえあれば問題ないので、そのときたまたま机の上にあったボールペンを使うこともある。
中でも特によく使うのは、三菱のジェットストリームのボールペンだ。
今まで使ってきたボールペンの中で、一番書き心地が良くて気に入っている。
見た目がシンプルなのもいい。
書き心地と太さは0.7mmが一番好きだが、減りが早い。
0.38mmは細すぎて、個人的にはあまり好きではない。
そのため、芯は0.5mmを使っている。
やっている書き方
「何でも思考ノート」を書き始めた当初は、日付やタイトル、書きだした時刻も書いていたが、途中から面倒になってやめた。
その後、それらがなくても何の問題もなく使えているので、今も書いていない。
ノートを開くタイミングについては、特に意識していないが、何かをじっくり考えたいときや、紙に書いて考えたいときに開いていると思う。
そのため、いつでもどこでもノートを開けるように、カバンの中に入れておいたり、机のすぐ近くに置いていたりという工夫もしている。
ノートの中身については、写真を載せたほうがわかりやすいが、「誰にも見せない自分だけのノートにする」と決めているので、あえて載せない。
その代わり、できるだけ言葉で説明してみようと思う。
まず、書いている内容は、本当に色々だ。
調べたことをメモしていたり、本を読んでいて気づいたことを書き付けていたり、ひたすら自己分析をしていることもある。
どの内容にも共通しているのは、自分の考えが必ず書かれている点だ。
次に、それらをどのように書いているかについて。
箇条書きが基本だが、単語だけ書くことはあまりしない。
考えをすべてノートに書くことを意識しているからだ。
だから、感想や、単に思ったこと、感じたことも全部書く。
他にも、
書き損じは、二重線を引いたり塗りつぶししたりして、近くに書き直し
目立たせたいところは、線を引いたり、丸で囲ったり
付け加えたいことがあるときは、線を引っ張って追記
などをしている。
誰かに見せるつもりもないので、字が汚かったり、文が罫線に沿わずに曲がっていたりもしている。
以前とテーマが被っても、気にしないで書いている。
ちなみに、「誰にも見せない」というルールは、『自分を変えるノート術(安田修)』に書かれているルールを踏襲したものだ。
他に「きれいに書かない」といったルールも、この書籍を参考にしている。
よりノートを活用したい人には、おすすめしたい本だ。
使ってみてよかったこと
「何でも思考ノート」を使ってみてよかったことは、大きく分けて3つ。
一、書くことで、考えを整理できること
二、考えることが、よりいっそう楽しくなったこと
三、考えることが好きだと、再確認できたこと
じっくり考えたいことがあるときに、ノートを開いてペンを走らせると、自分が何について考えたくて、何を考えていて、何に行き詰まっているのかがよくわかる。
テーマや課題が明確になったことで、さらに思考が進む。
こんなに楽しいことはない。
そして、それを心から楽しんでいる自分に出会えた。
元から一人で色々考えを巡らせるほうで、それなりに楽しんではいたが、改めて考えることが好きなのだと気づくことができた。
他にも、今まで紙っぺら1枚に書いては十中八九なくしてしまっていたが、ノートだと行方不明にならないのもいい。
今までどれだけ考えてきたのかが、ページの厚さでわかるのもちょっと嬉しい。
問題点があるとすれば、机などの書く場所がないとノートを開くことができないことと、ボールペンがないと書けないことだ。
ある日、出先でノートを書こうとしたとき、ボールペンを家に置いてきてしまったために書けないことがあった。
自分自身のずぼらな性格を踏まえると、全部のカバンにボールペンを必ず一本入れておくのが、対策として有効かもしれない。
まとめ
「書くハードルを下げまくれば、ノートが書けるんじゃないか?」というちょっとした思いつきから始めた「何でも思考ノート」だったが、半年間続けることができているのはよかったと思う。
これからも、使い方や書き方などを改善しつつ、使い続けていきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?