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「何でも思考ノート」を半年使い続けてみて

考えるときに自由に書けるノートが欲しくて作ったノート、それが「何でも思考ノート」だ。
使い始めたのが2023年12月頃からで、それから半年ほど経つが、これがなかなか便利。

今回は、実際に「何でも思考ノート」を半年間使ってみた感想について、まとめようと思う。



「何でも思考ノート」とは

考えを気軽に整理できるノートが欲しいという人はもちろん、

ノートを買ったものの、使わずに放置してしまった
どう書いたらいいのかわからなくて、手が止まってしまった

そんな人にこそ、知ってもらいたい。

書きやすいノートに、書きやすい筆記用具で、考えていることをそのまま書けば、考えが整理される ~「何でも思考ノート」のすすめ~ | @tada_hon  https://note.com/tada_hon/n/nd9eb67993152

とにかく書くハードルを下げることに注力した結果できたのが「何でも思考ノート」だ。
やるべきことは、いたってシンプル。

書きやすいノートに、
書きやすい筆記用具で、
考えていることをそのまま書く


これだけでいい。

書きやすいノートに、書きやすい筆記用具で、考えていることをそのまま書けば、考えが整理される ~「何でも思考ノート」のすすめ~ | @tada_hon  https://note.com/tada_hon/n/nd9eb67993152

詳しくは、以下をどうぞ。


実際に使っているもの、やっていること

使っているノート

ノートは、無印のノートを使っている。
安くて、しかも5冊組なのがいい。
裏写りしにくいのもいい。

選んだ理由については、以前も書いた。

表紙が無地なのは、表紙に色々書いてあると個人的に嫌なだけ。
B5サイズなのは、単に使い慣れたサイズだから。
罫線ありなのは、中まで無地だと使いづらかったから。

書きやすいノートに、書きやすい筆記用具で、考えていることをそのまま書けば、考えが整理される ~「何でも思考ノート」のすすめ~ | @tada_hon  https://note.com/tada_hon/n/nd9eb67993152

ただ、表紙に何もないと、それはそれで最初は書きづらかった。
そのため、中に何かを書く前に、ボールペンで表紙に「FREE NOTE」と大きく雑な字で書いた。

これも書くハードルを下げるために、やったことだ。
実際、「きれいに書かなくては」という気持ちが薄れて、かなり書きやすくなった。

同じく、書くハードルを下げるため、深緋色や濃紺色などの好きな色ではなく、好きでも嫌いでもない色の製本テープのノートを選んだ。
きれいに書かないことにも大分慣れてきたので、次のノートは好きな色を選んでもいいかなと思っている。


使っている筆記用具

書き始めた当初は、シャープペンシルを使っていたが、途中から黒のボールペンも使うようになった。
今は、黒一色のボールペンを使うことに落ち着いている。

個人的には、黒一色のボールペンでさえあれば問題ないので、そのときたまたま机の上にあったボールペンを使うこともある。

中でも特によく使うのは、三菱のジェットストリームのボールペンだ。
今まで使ってきたボールペンの中で、一番書き心地が良くて気に入っている。
見た目がシンプルなのもいい。

書き心地と太さは0.7mmが一番好きだが、減りが早い。
0.38mmは細すぎて、個人的にはあまり好きではない。
そのため、芯は0.5mmを使っている。


やっている書き方

「何でも思考ノート」を書き始めた当初は、日付やタイトル、書きだした時刻も書いていたが、途中から面倒になってやめた。
その後、それらがなくても何の問題もなく使えているので、今も書いていない。

ノートを開くタイミングについては、特に意識していないが、何かをじっくり考えたいときや、紙に書いて考えたいときに開いていると思う。
そのため、いつでもどこでもノートを開けるように、カバンの中に入れておいたり、机のすぐ近くに置いていたりという工夫もしている。

ノートの中身については、写真を載せたほうがわかりやすいが、「誰にも見せない自分だけのノートにする」と決めているので、あえて載せない。
その代わり、できるだけ言葉で説明してみようと思う。

まず、書いている内容は、本当に色々だ。
調べたことをメモしていたり、本を読んでいて気づいたことを書き付けていたり、ひたすら自己分析をしていることもある。
どの内容にも共通しているのは、自分の考えが必ず書かれている点だ。

次に、それらをどのように書いているかについて。
箇条書きが基本だが、単語だけ書くことはあまりしない。
考えをすべてノートに書くことを意識しているからだ。
だから、感想や、単に思ったこと、感じたことも全部書く。

他にも、

  • 書き損じは、二重線を引いたり塗りつぶししたりして、近くに書き直し

  • 目立たせたいところは、線を引いたり、丸で囲ったり

  • 付け加えたいことがあるときは、線を引っ張って追記

などをしている。
誰かに見せるつもりもないので、字が汚かったり、文が罫線に沿わずに曲がっていたりもしている。
以前とテーマが被っても、気にしないで書いている。

ちなみに、「誰にも見せない」というルールは、『自分を変えるノート術(安田修)』に書かれているルールを踏襲したものだ。
他に「きれいに書かない」といったルールも、この書籍を参考にしている。
よりノートを活用したい人には、おすすめしたい本だ。


使ってみてよかったこと

「何でも思考ノート」を使ってみてよかったことは、大きく分けて3つ。

  • 一、書くことで、考えを整理できること

  • 二、考えることが、よりいっそう楽しくなったこと

  • 三、考えることが好きだと、再確認できたこと

じっくり考えたいことがあるときに、ノートを開いてペンを走らせると、自分が何について考えたくて、何を考えていて、何に行き詰まっているのかがよくわかる。
テーマや課題が明確になったことで、さらに思考が進む。

こんなに楽しいことはない。
そして、それを心から楽しんでいる自分に出会えた。

元から一人で色々考えを巡らせるほうで、それなりに楽しんではいたが、改めて考えることが好きなのだと気づくことができた。

他にも、今まで紙っぺら1枚に書いては十中八九なくしてしまっていたが、ノートだと行方不明にならないのもいい。
今までどれだけ考えてきたのかが、ページの厚さでわかるのもちょっと嬉しい。

問題点があるとすれば、机などの書く場所がないとノートを開くことができないことと、ボールペンがないと書けないことだ。
ある日、出先でノートを書こうとしたとき、ボールペンを家に置いてきてしまったために書けないことがあった。

自分自身のずぼらな性格を踏まえると、全部のカバンにボールペンを必ず一本入れておくのが、対策として有効かもしれない。


まとめ

「書くハードルを下げまくれば、ノートが書けるんじゃないか?」というちょっとした思いつきから始めた「何でも思考ノート」だったが、半年間続けることができているのはよかったと思う。
これからも、使い方や書き方などを改善しつつ、使い続けていきたい。




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