有猫(ありねこ)

ただの本好き|偏読家|面倒臭がり|「だ」「である」「です」「ます」その他文末混在|心の…

有猫(ありねこ)

ただの本好き|偏読家|面倒臭がり|「だ」「である」「です」「ます」その他文末混在|心のままに生きていく

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  • 【自己紹介】自分と暮らす

    一つの記事にまとめる必要もないなと思ったので、自己紹介をマガジンにしました

  • 【読書】本と暮らす

    本の話だったり本屋の話だったり読書の話だったり。

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ノンバイナリーでもそうでなくても|心のままに生きていく

自分の扱われ方に、初めて明確な違和感を持ったのは、小学校一年生の夏休み明け。 忘れもしない転校初日の朝のこと。 その頃の自分には、はっきり言って自我と呼べる自我がなかったように思う。 身の回りのほとんどのものは、親が選んで与えてくれたもの。 疑うことを知らない無邪気な子どもで、素直に親の言うことに従っていた。 毎日着る服を選ぶ場面においても、それは例外じゃなかった。 その日、母が選んだのは、ワンピース。 詳細は忘れたが、紫色で、花のような大柄があしらわれたワンピースだった

    • NHK夜ドラで放送されていた『恋せぬふたり』が再放送されるらしく、当時は一視聴者として純粋に楽しんで見ていたけど、年月が経った今、再放送でもう一度見たら思うことが違うかもしれないなと思っていて、見るのが楽しみ半分怖さ半分

      • 自己紹介&サイトマップ

        有猫(ありねこ)について「自分はここにいる」という意味を込めて「有(ある・存在する)」。 「気まぐれ」で猫のような性格から「猫」。 「有」と「猫」を組み合わせて「有猫」。 読み方は「あるねこ」と迷ったけど、「ありねこ」で。 本屋巡りと本と物語とファンタジーが好きなただの本好き。 読みたいものしか読まない偏読家。 けっこうな面倒臭がりだけど、気になることがあると意外と粘る。 中学生の頃、景品欲しさに300冊以上本を借りて読んだことも。 しばらく読書から離れていましたが、

        • 読書好きへの100の質問をお借りして#3

          お見かけした「読書好きへの100の質問」が楽しそうだったので、お借りして引き続き。 3回目です。 お借りしたもの天音 ✿* さんが考えてくださった、こちらの「読書好きへの100の質問」を引き続きお借りしています。 前回の回答 質問No.21~No.30前回まででNo.20までの質問に答えたので、また新たに10個の質問に答えていきます。 21 、小説を読むことで、自分自身について新しい発見をしたことはありますか? 有川ひろ先生の『図書館戦争』シリーズをきっかけに、会話

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        記事

          「ただの本好き」あらため「有猫(ありねこ)」として

          ただただ本が好きなだけ そんな没個性的な人格として発信がしたくて、「ただの本好き」という名前を使っていた。 でも、最近色々と思うことがあり、没個性的な人格で発信することが窮屈に感じるようになってしまった。 なら没個性的でない別のアカウントを作ってしまおうとも思ったのだが、結局やめた。 自分のやりたいことはそうではないと思った。 だから、このアカウントを没個性的にすることをやめることにした。 まだはっきりとしたことは決まっていない。 きちんと説明することができる言葉も持

          「ただの本好き」あらため「有猫(ありねこ)」として

          読書好きへの100の質問をお借りして#2

          お見かけした「読書好きへの100の質問」が楽しそうだったので、お借りして引き続き。 2回目です。 お借りしたもの天音 ✿* さんが考えてくださった、こちらの「読書好きへの100の質問」を引き続きお借りしています。 前回の回答質問No11.~No.20前回はNo.10までの質問に答えたので、また新たに10個の質問に答えていきます。 11、好きな作家は? 有川ひろ先生、多崎礼先生。 有川先生は登場人物たちの生き生きとした会話描写、多崎先生は歴史を語るように物語を紡ぐととこ

          読書好きへの100の質問をお借りして#2

          ただの本好きの積読紹介#2

          #うちの積読を紹介する 積読紹介第2回目。 前回に引き続き、読みかけ放置を含めて紹介。 先月消化した積読先月の積読紹介はこちら。 月の初めこそ、積読を消化しようとしたものの、他の本に目移りしてしまった(先月読んだ本についてはまた今度)ため、消化できた積読はなし。 ただ、積読をまったく読まなかったわけではない。 『未来へ導く 1%の人だけが知っている魔法の読書法(望月俊孝)』に関しては、8割ほど読み進めることができた。 今月消化したい積読既に手元にあって積読中の本の中か

          ただの本好きの積読紹介#2

          手帳浮気性による手帳見直し

          手帳を使い始めて5年ほどになるが、未だに一つの手帳を使い切ることができた試しがない。 ずぼらゆえに途中で使わなくなるか、他に良さそうな手帳を見つけて浮気するものの浮気した手帳も続かない。 毎年毎年「今回こそは」と新しい手帳を買うも、その繰り返し。 そろそろ手帳を使うのを諦めてもいい頃かもなのかもしれない。 でも、諦められない。 というのも、デジタル上でのスケジュール管理のほうが、個人的には手帳より向いていないからだ。 一週間も経たずに使わなくなるスケジュール管理アプリよ

          手帳浮気性による手帳見直し

          手帳選び初心者による手帳調べ覚え書き

          色々と思うところがあり、手帳に関する記事を書こうと下書きを作っていたら、ふとあることに気がついた。 手帳を一応使ってはいるものの、「種類とか全然知らないな……」と。 そんなわけで、種類をろくに知らずに選んでいた手帳選び初心者からレベルアップするため、手帳の種類を調べることにした。 ちなみに下書きを作っていた記事はこちら。 諸注意まとめた手帳の種類について かなりざっくりした分類 すべての種類を網羅しているわけではない 手帳選び初心者による主観 罫線サイズ諸々は

          手帳選び初心者による手帳調べ覚え書き

          おすすめの本を選ぶ難しさ

          おすすめの本を教えてほしい 本を1冊おすすめしてほしい 数こそ少ないが、そう言われたことがある。 その度に頭を抱えてしまう。 おすすめの本が多すぎて、1冊に絞れないわけではない。 何をおすすめするのが正解なのかわからなくて、言葉に詰まってしまうのだ。 好きな本も、今まで読んできた本もそれなりにある。 でも、その中から1冊選ぶのは違うように思う。 そもそも「おすすめの本を紹介してほしい」と言ってきた相手は、何を求めているのか。 とにかく何でもいいからおすすめの本が知り

          おすすめの本を選ぶ難しさ

          余談|本屋通いのおかげで、ビジネス書との距離がちょっとだけ縮まった話

          中学の頃は、暇さえあれば本を読んでいて、3年間で300冊以上読んだ。 でも、中学を卒業してからは、本を読む暇も、心の余裕もなくなって、読んだ本の数は気づけば1桁、ひどいと0冊の年もあった。 本を読まなくなったことで、図書室や図書館にも、ほとんど行かなくなってしまった。 ただ、読書や図書館からは離れても、本屋から足が遠ざかることはなかった。 本屋には、少なくとも、週に一回は立ち寄っていた覚えがある。 読む時間がなくなったとしても、本が好きな気持ちはずっと持ち続けていたのかも

          余談|本屋通いのおかげで、ビジネス書との距離がちょっとだけ縮まった話

          読書好きへの100の質問をお借りして#1

          お見かけした「読書好きへの100の質問」が楽しそうだったので、お借りしてやってみます。 お借りしたもの天音 ✿* さんが考えてくださった、こちらの「読書好きへの100の質問」をお借りしています。 質問No.1~No.10では、やっていきます。 まずは最初の10問。 1、どんなジャンルが好き? 大衆小説が好きで、特に好きなのはファンタジー。 魔法からSFまで、とにかくファンタジーばかり読んできた。 今でもそういうものが目に止まる。 エッセイや、ビジネスの自己啓発系も好き

          読書好きへの100の質問をお借りして#1

          中学卒業以降、読書数が激減した人間が読書を再開できるまで【後編】

          中学時代の3年間で、300冊以上の本を借りて読んだ。 そのほとんどが小説だったが、中学卒業以降は、その小説すら、年に10冊も読まなくなってしまった。 そんな読書数が大幅に減った人間が、再び読書をしようと思うまでの話をしようと思う。 今回はその後編。 読書を再開できるまでの道のり【前編】読書を再開するまでには、5つのきっかけがあった。 そのうち3つのきっかけによって、物語の面白さを思い出し、読めるジャンルの幅も少し広がった前編については、以下参照。 読書を再開できるまでの

          中学卒業以降、読書数が激減した人間が読書を再開できるまで【後編】

          ただの本好きの積読紹介#1

          気づいたら、あっという間に7月でした。 というわけで、積読紹介第1回目。 今回の積読紹介は、読みかけで放置しているものが中心です。 今月消化したい積読既に手元にあって積読中の本の中から、今月消化したい積読を紹介。 読みかけだけど最近放置している本も含むときもある。悪しからず。 一度に紹介するのは5冊。読破目標数は2冊。 1.『レーエンデ国物語 月と太陽(多崎礼)』 『レーエンデ国物語』シリーズ第2巻。ちなみに3巻以降も積読中。 2.『この1冊ですべてわかる 新版 金融

          ただの本好きの積読紹介#1

          中学卒業以降、読書数が激減した人間が読書を再開できるまで【前編】

          中学時代の3年間で、300冊以上の本を借りて読んだ。 そのほとんどが小説だったが、中学卒業以降は、その小説すら、年に10冊も読まなくなってしまった。 そんな読書数が大幅に減った人間が、再び読書を再開するまでの話をしようと思う。 少々長いので前後編に分けてある。 読書を楽しんでいた中学時代冒頭で書いたように、中学時代はそれなりに読書をしていた。 具体的な読書遍歴については、以下に軽くまとめてあるので、興味のある人はどうぞ。 読書離れが進んだ高校時代以降高校入学以降、課題な

          中学卒業以降、読書数が激減した人間が読書を再開できるまで【前編】

          詩|ナアと鳴く

          ナアナア ナアナア 出会いと別れ 出会いと別れ 出会い 出会い 別れ 出会い 別れ  別れ 出会い 出会い 出会い 別れ  別れ  別れ 出会い 別れ 出会い 近づいたら 遠ざかって 触ったら 消えてしまって ナアナア鳴いても 届かなかった きっとわたしは あなたを傷つけた ごめんなさい ごめんなさい ナアナア   ナアナア それでもぼくは あなたの匂いに引き寄せられた あなたの音を覚えていた 何度もわたしに 花を見せてくれたあなた わたしは あなたに何か渡せた