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ステージは広さで音は遅れる

音の速度っていうのはめちゃくちゃ速いのですが
それでも一瞬では有りません。
体育館レベルの広さでもエコー現象は体感できると思います。
ホールのステージもある程度の広さが有るので音は遅れます。
指揮者の目の前に座っている弦楽器の第1プルトと
最後列のプルトでは若干の距離の差が有る事から
後ろはかなり弾きにくいのです。
耳だけで合わせると遅れてしまうので目で合わせないといけません。
楽譜にかじりついている状態だと最後列で弾くのは難しく
指揮者やトップのボウイングの軌道を俯瞰して見られる状態でないと
ズレていってしまいます。
とはいえ最後列は指揮もトップも見えにくい位置なのです。
前に座るのを嫌がる人も居ますけど、実は後ろの方が難しいんですよ。
私がトップをやっている団体では前から初心者を配置して
最後列に最も信頼出来る人を置いて配置しています。

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