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実は私は得意土俵でしか勝負しないヒトです

私はよく、何でも出来るオールマイティーな人と思われがちです。
器用な人だと思われています。でもそれはとんでもない誤解です。
むしろ私は出来ない事がたくさん有って
苦手ジャンルからは徹底的に逃げて
得意な土俵でしか戦わない道を選択しています。

私の苦手な事1. 手先が超絶不器用
意外に思われますが私は手先が超絶不器用で日常生活に支障が出るレベル。
包装袋が素手で開けられず、中身をぶち撒けてしまいます。
あまりに開けられないので刃物を使うと
今度は手を怪我してしまうレベルで不器用です。
ですから私はモノ創り系からは徹底的に逃げてきました。
小学生男子なら大好きであろうプラモデル作りも
楽しいと思った事が有りません。
絵も超絶ヘタですし、字もメチャクチャ汚いです。

私の苦手な事2. 運動神経がゴミ
コレも意外に思われます。アンタ!アタマで回っとるやん!
まあ聞いてください。意外に思われる事が多いですが
ブレイクダンスの世界は一般スポーツの世界で通用しない身体能力の人が
逃避的に辿り着いて花開く事が多いジャンルです。
一般的なスポーツと違ってブレイクダンスは背が低いほうが有利です。
また身体能力センスよりも地道な筋トレで筋力をつける事が大事です。
筋力トレーニングって運動センス要らないんですよ。
ひたすら重いものなどを使って重力負荷を掛けてトレーニングすれば
誰でも筋力は付くんですよ。
マラソンも同様で小柄な人が有利ですしセンスは必要なく
ひたすら走り込み心肺機能強化すれば誰でも長距離を走れる様になります。
球技が上手い人は筋力だけでなく運動センスが絶対にある人ですし
また生まれつき高身長でないと全く戦えないジャンルです。
私は球技能力はゴミです。

私の苦手な事2. 芸術的感性が皆無
コレも意外に思われますが、私は芸術的感性が皆無です。
音楽にそれほどコダワリがありません。
この人のように弾けるようになりたい!みたいな憧れも全く無い人で
好きなヴァイオリニストは誰ですか?って聞かれちゃうととても困ります。
プロの人みんな上手いしなー、としか思えなくて。
そもそも奏者の名前もよく知らないんです。
同様に交響曲も誰の指揮が好きですか?とか聞かれると超絶困ります。
違いとか全然わからないんですよ。早め遅めぐらいしかわからない。
えー?それじゃなんで音楽やってんの?と言われると
楽譜を読んで楽器で音に変える変換作業が得意で楽しいからです。
なんかやってる事はMIDIデータを機械に読み込んで
再生させてるみたいですよね。でも実際脳内でやってる事はそれなんです。
この作業だけはなぜか得意で速くて正確なので
演奏を頼まれる機会が多く私はただそれを引き受けてるだけなんです。
だから自分を表現する様なソロ活動にはほとんど手を出さないんです。
協奏曲を全く弾かないのも自己表現に興味が無いからです。
そもそも依頼される立場でも無いのでニーズも無いし機会も無いのです。
苦手ジャンルで戦えないのがわかってますし
表現したい世界観とかそういう芸術的感性が全く無いのです。
ひたすら上から落ちてくるブロックを速く正確に積み上げるテトリスの様に
流れてくる音符をひたすら追い掛け音に変える作業的ルーティンが
なぜだか私にはとても楽しいのです。ちょっとヤベー奴なんだと思います。

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