見出し画像

A4譜撲滅委員会 ~ 楽譜はB4であるべき

オーケストラや室内楽では1台の譜面台を2人で共有して弾きます。
これをプルトを組むと言いますが
相手が有る事なので最低限のマナーが必要だと思います。

・過剰な書き込み
楽譜への書き込みは大切な情報である反面
視認性を落とす要因でもあります。
プルトを組む場合の楽譜には指番号等の
パーソナルな内容は書かないようにしています。
最近、クレシェンド、デクレッシェンドを強調目的で
五線譜上に重ねて書く人が増えて
大変驚いているんですが
私には抵抗があって五線譜下の余白に書いちゃいますね。
私は視認性最重視なので、書き直す要素が発生しないもの
pizz、arcoや調号の変わり目、練習番号等を強調する場合は
蛍光ペンでマーカーする事にしています。
あと合奏練習中に鉛筆で書いた指摘事項は殴り書きになりがちですから
家に帰ったら一回消してシャープペンシルで書き直すようにしています。

・片面印刷の貼り合わせ
私は楽譜のコピー譜は1枚の紙に両面印刷して製本するようにしています。
片面印刷2枚を貼り合わせると厚くなり譜めくりしにくいです。
ヒドいパターンだと貼り合わせをせずに
片面印刷譜を単純に横に繋げて行って大きな輪を作り
蛇腹のように折りたたんでいる楽譜が有るんですが
めくりにくいし落として広がったりして非常に使いづらいです。

・譜めくりタグ
譜めくりがしやすいように楽譜の右ページ右下を折り
譜めくりタグを作るのですが
私は折り目が重なって2枚同時にめくれてしまう事を避けるため
ページ単位に交互に折り目角を変えて折り目が重なる事を回避しています。

・B4サイズにフィティングで印刷する
一番声を大にして言いたいのは楽譜はB4サイズにする
A4譜は絶対ダメ!という事です。
これジュニオケ時代には口酸っぱく注意され
A4譜なら学校の授業で使うファイルに挟めてカバンにも入りやすいのになー
と内心思っていましたし、こっそりA4 譜を使っている事もありましたが
オトナになってわかりました。
A4譜は視認性が悪くベストな演奏を出来なくする要因の一つであり
そのような不安要素は徹底的に排除すべきである。
B4譜にする思いやりの心を忘れないようにしたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?